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図1の信号電圧特性をもつ図2のノック・センサ回路の異常検知範囲を示したものとして,適切なものは(1)から(4)のうちどれか。
解く
ノック・センサは,電源電圧をもたず,自己起電力による信号電圧になるため,回路構成上,上限値に関わる異常検知はできない。
マイコンが検知する仕組みは,図に示すようにマイコンの閾値と検出信号の比較が行われ,マイコンは,閾値をダウン・エッジしたときに異常検知を行う。
センサの機能低下(特性異常)や各配線に異常(接触抵抗の増大など)が発生し,プログラムのマップ・データと検出信号電圧とが一致しなくても,この信号電圧がプログラムのマップ・データで設定した異常検知不可範囲にある場合は,マイコンは異常検知しない。
よって答えは(3)