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磁気抵抗素子式センサの回路:まとめ問題13

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次の磁気抵抗素子式センサの回路に関する記述のうち適切なものはどれか。尚、ソフトウェアによる異常検知はないものとする。

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(1)マイコンが異常検知する仕組みは,マイコン閾値と検出信号電圧の比較が行われ,マイコンは,上限値の閾値をアップ・エッジしたとき,又は,下限値の閾値をダウン・エッジしたときに異常検知(信号電圧が一定になる。)を行う。


(2)センサの機能低下(特性異常)や各配線に接触抵抗の増大などが発生し,実際の回転数,回転角度,速度,タイミングなどと検出信号電圧とが一致せず,この信号電圧が異常検知不可範囲にある場合でも,マイコンは異常検知する。


(3)図の回路において,センサ電源線,センサ内部,信号線,信号アース線,センサ・アース線のいずれかに断線がある場合は,入力回路には,5V安定化電源回路から抵抗(R)を経由した電圧が入力され,マイコンは,閾値をダウン・エッジする0Vの信号電圧を検出して異常検知を行う。

(4)図の回路において,ECU内部,センサ内部,信号線のいずれかに短絡がある場合は,信号を作る回路構成がなくなるため,マイコンは,閾値をアップ・エッジする5Vの信号電圧を検出して異常検知を行う。

 


解く

(1)マイコンが異常検知する仕組みは,マイコン閾値と検出信号電圧の比較が行われ,マイコンは,上限値の閾値をアップ・エッジしたとき,又は,下限値の閾値をダウン・エッジしたときに異常検知(信号電圧が一定になる。)を行う。
適切


(2)センサの機能低下(特性異常)や各配線に接触抵抗の増大などが発生し,実際の回転数,回転角度,速度,タイミングなどと検出信号電圧とが一致せず,この信号電圧が異常検知不可範囲にある場合でも,マイコンは異常検知する。
不適切
異常検知不可範囲にある場合には,マイコンは異常検知しない。

 

(3)図の回路において,センサ電源線,センサ内部,信号線,信号アース線,センサ・アース線のいずれかに断線がある場合は,信号を作る回路構成がなくなるため,マイコンは,閾値をダウン・エッジする0Vの信号電圧を検出して異常検知を行う。
不適切
入力回路には,5V安定化電源回路から抵抗(R)を経由した電圧が入力され,閾値をアップ・エッジする5Vの信号電圧を検出して異常検知を行う。

 

(4)図の回路において,ECU内部,センサ内部,信号線のいずれかに短絡がある場合は,入力回路には,5V安定化電源回路から抵抗(R)を経由した電圧が入力され,マイコンは,閾値をアップ・エッジする5Vの信号電圧を検出して異常検知を行う。
不適切
信号を作る回路構成がなくなるため,マイコンは,閾値をダウン・エッジする0Vの信号電圧を検出して異常検知を行う。

 

解答(1)