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図に示すEPSの「モード切り替えスイッチ回路」の故障診断に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか
問題補足
(1)「標準モード」において,V5に電圧がなく,コネクタAを外すとV5に電圧がある場合,1端子以降の短絡(地絡)は考えられるが,EPS・ECU内5V電源系統の断線は考えられない。
(2)「重めモード」において,V9に電圧がある場合,9端子以降のアース線の断線は考えられるが,モード切り替えスイッチの内部異常は考えられない。
(3)「標準モード」において,V6に電圧がなく,コネクタBを外すとV6に電圧がある場合,5端子と2端子間の短絡(地絡),1端子と9端子間の短絡,及び9端子以降のアース線の断線が考えられる。
(4)「軽めモード」において,V4に電圧があり,V9に電圧がない場合,モード切り替えスイッチの内部異常は考えられるが,9端子以降のアース線の断線は考えられない。
解く
(1)「標準モード」において,V5に電圧がなく,コネクタAを外すとV5に電圧がある場合,1端子以降の短絡(地絡)は考えられるが,EPS・ECU内5V電源系統の断線は考えられない。
適切
(2)「重めモード」において,V9に電圧がある場合,9端子以降のアース線の断線は考えられるが,モード切り替えスイッチの内部異常は考えられない。
適切
(3)「標準モード」において,V6に電圧がなく,コネクタBを外すとV6に電圧がある場合,5端子と2端子間の短絡(地絡),1端子と9端子間の短絡,及び9端子以降のアース線の断線が考えられる。
不適切
9端子以降のアース線の断線が考えられない
(4)「軽めモード」において,V4に電圧があり,V9に電圧がない場合,モード切り替えスイッチの内部異常は考えられるが,9端子以降のアース線の断線は考えられない。
適切
よって答えは（3）
