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図1に示すモード別信号電圧特性をもつ図2の磁気抵抗素子(MRE)を用いたEPSの電子式モード切り替えスイッチの信号回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)①から②間で断線が発生すると,モード切り替えスイッチが標準(●)モードのときに,V1とV2の電圧値は異なる。
(2)③~④間で断線が発生すると,モード切り替えスイッチが標準(●)モードのときに, Ⅴ1とⅤ2は0Ⅴ一定になる。
(3)センサ・アンプ内の重め側の回路に断線が発生すると,モード切り替えスイッチが重め(+)のとき,V1とV2は5V一定になる。
(4)③から④間で断線が発生すると,モード切り替えスイッチが軽め(-)モードのとき,V4には5Vが発生しない。
解く
標準(●)モード
(1)①から②間で断線が発生すると,モード切り替えスイッチが標準(●)モードのときに,V1とV2の電圧値は異なる。
適切
(2)③~④間で断線が発生すると,モード切り替えスイッチが標準(●)モードのときに, Ⅴ1とⅤ2は0Ⅴ一定になる。
不適切
5V
(3)センサ・アンプ内の重め側の回路に断線が発生すると,モード切り替えスイッチが重め(+)のとき,V1とV2は5V一定になる。
適切
(4)③から④間で断線が発生すると,モード切り替えスイッチが軽め(-)モードのとき,V4には5Vが発生しない。
適切
よって答えは(2)