整備内容説明:2次試験 令和元年実施1級小型問題口述
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「問題2を始めます」
1●カトウ様、最初に故障の状態について説明します。(Point)
まず一つ目「高速走行時にハンドルが振動する」という不具合についてですが、フロント左右のホイールバランスが不良でした。これにより、高速走行時にホイールのアンバランスによる振動が、ハンドルに伝わっておりました。(Point)
修理内容としては、フロントのホイールバランスを、バランスウエイトを使用して調整いたしました(Point)
修理後の走行テストにて不具合の解消を確認しておりますのでご安心ください。(Point)
次に「左のドアミラーが格納しない」という不具合についてですが、ミラー内部の格納用のモーターが断線しておりました。(Point)
修理内容としては、ミラーを分解してミラーアクチュエータという部品を交換いたしました。(Point)
修理後、左ドアミラーの作動が正常であることを確認しておりますのでご安心ください。(Point)
●それではカトウ様、交換した項目について説明します。(Point)
日常点検の項目にあります、エンジンオイルが交換時期となっていたので4リットル交換(Point)
オイルフィルターを1個交換(Point)
先ほど説明したバランスウエイトを4個交換(Point)
左ドアミラーアクチュエータを1個交換(Point)
交換部品の処分の処分について(こちらで処分してもよろしいですか?)(Point)
●点検記録簿の調整又は数値(単位は正確に言う)のある項目について説明します。(Point)
タイヤの空気圧がフロントが210kPaと低下していたので基準値の250kPaに調整(Point)
またリヤが190kPaと低下していたので基準値の230kPaに調整(Point)
スペアタイヤの空気圧が230kPaと低下していたので基準値の420kPaに調整(Point)
CO・HC濃度、はCOが0.1%、HCは50ppmでした。基準値内に収まっています。(Point)
タイヤの溝の深さ、前輪の左が5.2mm、右が5.3mm。後輪の左が5.4mm、右が5.5mmで基準値以上あります。(Point)
ブレーキパッドの厚さは、前輪の左が7.5mm、右が7.0mm。(Point)
後輪のブレーキライニングの厚さは、左が3.0mm、右側が3.5mm。(Point)いずれも残量は十分にあり、カトウ様、の走行距離からしますと、次回点検まで大丈夫です。(Point)
説明以外の部位は良好(Point)
不明な点はないか(Point)
点検により良好となっていますので安心して使用できる。(Point)
「整備内容説明を終了します」
2●この自動車に指定部品を付ける際の、自動車の「一定範囲の寸法」についての通達
試験管・・・この自動車に指定部品などをとりつける際の自動車の一定範囲の寸法に
ついて教えてください。長さは?幅は?高さは?
答え・・・
長さ3センチ
幅2センチ
高さ4センチです。
とにかく、設問以外の部分でポイントをもれなく稼ぐこと。
そうすれば設問につまずいても合格する可能性は高まる。