↑リンク腕試し過去問で
「道路運送車両の保安基準」及び「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」に照らし,最高速度が100km/hである小型四輪乗用自動車の,空気入ゴムタイヤの強度,滑り止めに係る性能等に関する基準として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)接地部は滑り止めを施したものであり,滑り止めの溝は,タイヤの接地部の全幅(ラグ型タイヤを除く。)にわたり滑り止めのために施されている凹部(サイピング,プラットフォーム及びウエア・インジケータの部分を除く。)のいずれの部分においても1.6mm以上の深さを有すること。
(2)自動車の積車状態における軸重を当該軸重に係る輪数で除した値であるタイヤに加わる荷重は,当該タイヤの負荷能力以上であること。
(3)タイヤの空気圧が適正であること。
(4)亀裂,コード層の露出等著しい破損のないものであること。
解く
(1)接地部は滑り止めを施したものであり,滑り止めの溝は,タイヤの接地部の全幅(ラグ型タイヤを除く。)にわたり滑り止めのために施されている凹部(サイピング,プラットフォーム及びウエア・インジケータの部分を除く。)のいずれの部分においても1.6mm以上の深さを有すること。
適切
(2)自動車の積車状態における軸重を当該軸重に係る輪数で除した値であるタイヤに加わる荷重は,当該タイヤの負荷能力以上であること。
不適切
以下
(3)タイヤの空気圧が適正であること。
適切
(4)亀裂,コード層の露出等著しい破損のないものであること。
適切
走行装置
4 自動車の空気入ゴムタイヤの強度、滑り止めに係る性能等に関し、保安基準第9条第 2項の告示で定める基準は、次の各号及び次項に掲げる基準とする。
一 自動車の積車状態における軸重を当該軸重に係る輪数で除した値である空気入ゴム タイヤに加わる荷重は、当該空気入ゴムタイヤの負荷能力以下であること。
二 接地部は、滑り止めを施したものであり、滑り止めの溝(最高速度 40km/h 未満の 自動車、最高速度 40km/h 未満の自動車に けん 牽引される被 けん 牽引自動車、大型特殊自動車 及び大型特殊自動車に けん 牽引される被 けん 牽引自動車に備えるものを除く。)は、空気入ゴ ムタイヤの接地部の全幅(ラグ型タイヤにあっては、空気入ゴムタイヤの接地部の中 心線にそれぞれ全幅の 4 分の 1)にわたり滑り止めのために施されている凹部(サイ ピング、プラットフォーム及びウエア・インジケータの部分を除く。)のいずれの部 分においても 1.6mm(二輪自動車及び側車付二輪自動車に備えるものにあっては、 0.8mm)以上の深さを有すること。この場合において、滑り止めの溝の深さについて の判定は、ウエア・インジケータにより判定しても差し支えない。
三 亀裂、コード層の露出等著しい破損のないものであること。
四 空気入ゴムタイヤの空気圧が適正であること。