災害に関する記述:平成31年3月実施1級小型問題45
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災害に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1)災害防止の急所は,災害発生の因果関係を分かりやすく説明したハインリッヒの「五つの駒」のうち直接原因である「不安全な行動や状態」を取り除くことである。
(2)米国のハインリッヒが発見した「1:29:300の法則」とは,死亡や重傷の災害が1件発生すると,けがには至らなかったが,もう少しでけがをするところだった事故が29件,安全が確保されていたケースが300件存在するというものである。
(3)作業場の整理・整とんを推進することで,「作業能率の向上」には効果があるが,「災害防止」には効果が見込めない。
(4)整理とは,必要なものを置く場所と置き方を決めておき,必要なときに使いやすい状態にしておくことである。
解く
(1)災害防止の急所は,災害発生の因果関係を分かりやすく説明したハインリッヒの「五つの駒」のうち直接原因である「不安全な行動や状態」を取り除くことである。
適切
(2)米国のハインリッヒが発見した「1:29:300の法則」とは,死亡や重傷の災害が1件発生すると,けがには至らなかったが,もう少しでけがをするところだった事故が29件,安全が確保されていたケースが300件存在するというものである。
不適切
適切な内容に訂正
(2)米国のハインリッヒが発見した「1:29:300の法則」とは,死亡や重傷の災害が1件発生すると,その背後にそれと同じ原因による軽傷災害が29件,けがには至らなかったが,もう少しでけがをするところだった事故が300件存在するというものである。
(3)作業場の整理・整とんを推進することで,「作業能率の向上」には効果があるが,「災害防止」には効果が見込めない。
不適切
適切な内容に訂正
(3)作業場の整理・整とんを推進することは,「作業能率の向上」の必要案件であるとともに,「災害防止」に極めて重要な意義を持っている。
(4)整理とは,必要なものを置く場所と置き方を決めておき,必要なときに使いやすい状態にしておくことである。
不適切
適切な内容に訂正
(4)整頓とは,必要なものを置く場所と置き方を決めておき,必要なときに使いやすい状態にしておくことである。
整理とは、必要なものと不用なものを区分して、不要なものを処分すること。
よって答えは(1)