自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

令和8年3月実施2級シャシ問題7:トルク・コンバータ

〔No. 7〕前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATのトルク・コンバータに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

 

(1)タービン・ランナの回転速度がポンプ・インペラと同じ回転速度に達するまでの間は、トルクの増大作用は行われない。

 

(2)カップリング・レンジでは、トルクの増大作用は行われない。

 

(3)クラッチ・ポイントの速度比はゼロである。

 

(4)トルク比は、速度比ゼロのときが最小である。

 

 

解く

 

(1)タービン・ランナの回転速度がポンプ・インペラと同じ回転速度に達するまでの間は、トルクの増大作用は行われない。

不適切

クラッチ・ポイントまではトルクの増大作用が行われる。

 

(2)カップリング・レンジでは、トルクの増大作用は行われない。

適切

(3)クラッチ・ポイントの速度比はゼロである。

不適切

0.8~0.9程度

(4)トルク比は、速度比ゼロのときが最小である。

不適切

最大

 

トルク・コンバータの性能曲線図

図は、トルク・コンバータの性能曲線図である。

横軸はタービン・ランナとポンプ・インペラの速度比を、縦軸はトルク比と伝達効率を示す。

トルク比は、タービン・ランナが停止しているとき、つまり、速度比ゼロのとき最大を示し、これをストール・トルク比といい、一般に2.0~2.5程度である。また、速度比が大きくなるに従ってトルク比は小さくなり、カップリング・レンジではトルク比は1となる。

出力は、トルクと回転速度に比例するから、コンバータ・レンジで伝達効率は急上昇するが、タービン・ランナからのATFがステータの羽根の裏側に当たるようになると、伝達効率は落ち始める。しかし、その後カップリング・レンジでは、速度比に比例して伝達効率が上昇する。また、クラッチ・ポイントの速度比は、一般に0.8~0.9程度である。

 

 

 

よって答えは2