〔No. 6〕アクスル及びサスペンションに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
(1)ロール・センタの位置は、一般に車軸懸架(けんか)式のサスペンションに比べて独立懸架式のサスペンションの方が低い。
(2)ボデーのバウンシングに対する固有振動数は、一般に1.3Hz~2.5Hz程度になるようにばね定数が設定されている。
(3)ローリングする角度を小さくするためには、スプリングのばね定数を小さくすることと、左右のスプリングの取り付け位置の間隔を狭くすることが必要である。
(4)車軸懸架式のサスペンションは、左右のホイールを1本のアクスルでつなぎ、ホイールに掛かる荷重をアクスルで支持している。
解く
(1)ロール・センタの位置は、一般に車軸懸架(けんか)式のサスペンションに比べて独立懸架式のサスペンションの方が低い。
適切

(2)ボデーのバウンシングに対する固有振動数は、一般に1.3Hz~2.5Hz程度になるようにばね定数が設定されている。
適切
ボデーのバウンシングは、振動の周期が短いと不快感を強く与え、また、余り長いと船酔いの現象を起こすので、一般に固有振動数は1.3~2.5ヘルツ程度になるようにばね定数が設定されている。
(3)ローリングする角度を小さくするためには、スプリングのばね定数を小さくすることと、左右のスプリングの取り付け位置の間隔を狭くすることが必要である。
不適切
旋回時に掛かる遠心力は、ボデーの重心に働くが、重心は一般にロール・センタより高いため、その差は図のhと遠心力Fとの積Fhがロールさせようとするモーメントとなる。

したがって、重心が高いほど、また、ロール・センタが低いほどローリングする角度は大きくなる。
ローリングする角度を小さくするためには、スプリングのばね定数を大きくすることと、スプリングの取り付け位置の間隔(図中のS)を広くすることが必要である。
(4)車軸懸架式のサスペンションは、左右のホイールを1本のアクスルでつなぎ、ホイールに掛かる荷重をアクスルで支持している。
適切
車軸懸架式
トラックなどに用いられる車軸懸架式サスペンションは、図のように左右のホイールを1本のアクスルでつなぎ、ホイールに掛かる荷重をアクスルで支持するものである。

よって答えは(3)