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自動車整備士資格試験を解く

令和8年3月実施2級シャシ問題5: CVT(スチール・ベルトを用いたベルト式無段変速機)

〔No. 5〕 CVT(スチール・ベルトを用いたベルト式無段変速機)に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

 

(1)プーリ比が大きい(Low側)ときは、プライマリ・プーリの油圧室に掛かる油圧を高めてプーリの溝幅を狭くすることでスチール・ベルトの接触半径を大きくしている。

 

(2)可動シーブは、ボール・スプラインの軸上をしゅう動し、プーリの溝幅を任意に可変できる仕組みになっている。

 

(3)スチール・ベルトは、多数のエレメントと多層のスチール・リング1本で構成されている。

 

(4)プライマリ・プーリはスチール・ベルトの張力を制御し、セカンダリ・プーリはプーリ比(変速比)を制御している。

 

 

 

解く

(1)プーリ比が大きい(Low側)ときは、プライマリ・プーリの油圧室に掛かる油圧を高めてプーリの溝幅を狭くすることでスチール・ベルトの接触半径を大きくしている。

不適切

 

 

(2)可動シーブは、ボール・スプラインの軸上をしゅう動し、プーリの溝幅を任意に可変できる仕組みになっている。

適切

プライマリ・プーリ及びセカンダリ・プーリ

プライマリ・プーリ及びセカンダリ・プーリは、に示すように、それぞれ傾斜面をもつシャフト(固定シーブ面)と可動シーブ(軸方向に移動可能な可動シーブ面)及び可動シーブ背面に油圧室(ピストン)が設けられており、油圧室に掛ける油圧を制御することで、可動シーブがボール・スプラインの軸上をしゅう動し、プーリの溝幅を任意に可変できる仕組みになっている。プライマリ・プーリではプーリ比(変速比)を制御し、セカンダリ・プーリでは動力伝達に必要なスチール・ベルトの張力を制御することで、走行状態に応じた無段階の変速を可能としている。

 

(3)スチール・ベルトは、多数のエレメントと多層のスチール・リング1本で構成されている。

不適切

スチール・ベルト

スチール・ベルトは、図に示すように、多数のエレメントと多層のスチール・リング2本で構成されている。

 

 

(4)プライマリ・プーリはスチール・ベルトの張力を制御し、セカンダリ・プーリはプーリ比(変速比)を制御している。

不適切

プライマリ・プーリではプーリ比(変速比)を制御し、セカンダリ・プーリでは動力伝達に必要なスチール・ベルトの張力を制御することで、走行状態に応じた無段階の変速を可能としている。

 

よって答えは2