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自動車整備士資格試験を解く

令和8年3月実施2級ジーゼル問題20:タイヤの転がり抵抗

〔No. 20〕タイヤの転がり抵抗に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

 

(1)平たんな路面においては、自動車総質量が増えるほど大きくなる。

(2)偏平率が小さいほど、タイヤの変形が小さいので、転がり抵抗係数は小さくなる。

(3)スタンディング・ウェーブが発生した場合は、転がり抵抗係数が急激に小さくなる。

(4)タイヤの転がり抵抗係数は、路面の僅かな変形や路面からの衝撃などにより異なる。

 

 

 

解く

 

(1)平たんな路面においては、自動車総質量が増えるほど大きくなる。

適切

(2)偏平率が小さいほど、タイヤの変形が小さいので、転がり抵抗係数は小さくなる。

適切

 

(3)スタンディング・ウェーブが発生した場合は、転がり抵抗係数が急激に小さくなる。

不適切

大きく

スタンディング・ウェーブ(standingwave)

タイヤが回転すると,回転周期に合わせ変形と復元が繰り返される。これが高速回転になると,接地面で受けた変形の回復が遅れ図に示すように,接地面から回転の円周方向に沿って波打ち変形が発生する。この波打ち現象をスタンティング・ウエーブという。

スタンディング・ウエーブはこのような原理によって発生するため,タイヤ空気圧の低下(弾性力の低下により変形の回復が遅くなる)によって発生しやすくなる。

スタンディング・ウエーブが発生すると,転がり抵抗が急増し,この結果タイヤの内部温度が上昇して,バーストなどにいたる場合もある。

スタンディング・ウェーブを防止するためには,速度に見合ったタイヤを選定することはもちろんであるが,タイヤの空気圧を標準空気圧より20~30kPa高くすることも有効である。

 

(4)タイヤの転がり抵抗係数は、路面の僅かな変形や路面からの衝撃などにより異なる。

適切

 

 

よって答えは3