〔No. 13〕コモンレール式高圧燃料噴射装置における分割噴射について、ECUが行う噴射率制御(分割噴射制御)に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

(1)A噴射はプレ噴射であり、メーン噴射に対して大きく進角した時期に噴射することで、噴射した燃料と空気をあらかじめ混合された状態にできる。
(2)B噴射はポスト噴射であり、メーン噴射に先立ち噴射することで、メーン噴射の着火遅れの短縮ができる。
(3)C噴射はアフタ噴射であり、メーン噴射後の近接した時期に噴射することで、拡散燃焼の活発化、触媒の活性化や排気ガス後処理装置の作動補助ができる。
(4)D噴射はパイロット噴射であり、メーン噴射に対して大きく遅角した時期に噴射することで、触媒の活性化や排気ガス後処理装置の作動補助ができる。
解く

(1)A噴射はプレ噴射であり、メーン噴射に対して大きく進角した時期に噴射することで、噴射した燃料と空気をあらかじめ混合された状態にできる。
不適切
・パイロット噴射:メーン噴射に対して大きく進角した時期に噴射し,噴射した燃料と空気があらかじめ混合された状態で燃焼させることにより急激な燃焼圧力の上昇を抑えられるため,ドライバビリティの向上,PM及び燃焼騒音の低減ができる。
(2)B噴射はポスト噴射であり、メーン噴射に先立ち噴射することで、メーン噴射の着火遅れの短縮ができる。
不適切
・プレ噴射:メーン噴射に先立ち噴射することで,メーン噴射の着火遅れ短縮により,NOx,燃焼騒音を低減できる。
(3)C噴射はアフタ噴射であり、メーン噴射後の近接した時期に噴射することで、拡散燃焼の活発化、触媒の活性化や排気ガス後処理装置の作動補助ができる。
適切
・アフタ噴射:メーン噴射後の近接した時期に噴射することで,拡散燃焼を活発化させメーン噴射により発生したPMを低減すると同時に,排気ガスの温度が上昇するため触媒の活性化や排気ガス後処理装置の作動における補助ができる。
(4)D噴射はパイロット噴射であり、メーン噴射に対して大きく遅角した時期に噴射することで、触媒の活性化や排気ガス後処理装置の作動補助ができる。
不適切
・ポスト噴射:メーン噴射に対して大きく遅角した時期に噴射することで,排気ガスの温度上昇や還元成分の供給により触媒の活性化や排気ガス後処理装置の作動における補助ができる。
よって答えは(3)