〔No. 29〕外部診断器(スキャン・ツール)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
(1)作業サポートは、外部診断器からECUに指令を出して、アクチュエータを任意に駆動及び停止ができ、機能点検などが容易に行える。
(2)フリーズ・フレーム・データを確認することで、ダイアグノーシス・コードを記憶した原因の究明につながる。
(3)データ・モニタとは、ECUにおけるセンサからの入力値やアクチュエータへの出力値などを複数表示することができ、それらを比較・確認することで迅速な点検・整備ができる。
(4)外部診断器でダイアグノーシス・コードの消去作業を行うと、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データのみ消去することができ、時計及びラジオなどの再設定の必要がない。
解く
(1)作業サポートは、外部診断器からECUに指令を出して、アクチュエータを任意に駆動及び停止ができ、機能点検などが容易に行える。
不適切
アクティブ・テスト
スキャン・ツールからECUに指令を出して、アクチュエータを任意に駆動及び停止ができる機能で、本来の作動条件でなくてもアクチュエータを強制的に駆動することができるため、アクチュエータの機能点検などが容易に行える。
作業サポート
整備作業の補助やECUの学習値を初期化することなどができ、作業の効率化が図れる。
(2)フリーズ・フレーム・データを確認することで、ダイアグノーシス・コードを記憶した原因の究明につながる。
適切
フリーズ・フレーム・データ
ECUがDTCを記憶した時点でのECUが記憶したデータ・モニタ値を表示することができ、DTCを記憶した原因の究明が容易になる。
(3)データ・モニタとは、ECUにおけるセンサからの入力値やアクチュエータへの出力値などを複数表示することができ、それらを比較・確認することで迅速な点検・整備ができる。
適切
データ・モニタ
ECUにおけるセンサからの人力値やアクチュエータへの出力値などを複数表示することができ、それらを比較・確認することで迅速な点検・整備ができる。
(4)外部診断器でダイアグノーシス・コードの消去作業を行うと、ダイアグノーシス・コードとフリーズ・フレーム・データのみ消去することができ、時計及びラジオなどの再設定の必要がない。
適切
スキャン・ツールから消去作業を行うとDTCと後述するフリーズ・フレーム・データのみ消去することができ、時計及びラジオなどの再設定が必要ないという利点がある。
よって答えは(1)