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令和7年10月実施3級ジーゼル問題26:燃料(軽油)に関する記述

26

燃料(軽油)に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 

(1) 一般に軽油は,着火点が250~350℃で,やや黄色味を帯びている。

(2) 流動点とは,軽油を静止させ冷却したときに流動し得る最低の温度のことである。

(3) 特1号と1号の軽油は,着火性を表すセタン価が50以上とJISで定められている。

(4) 低発熱量とは,燃焼で生じたガスに含まれる水蒸気の凝縮熱を含めた発熱量をいう。

 

 

解く

(1) 一般に軽油は,着火点が250~350℃で,やや黄色味を帯びている。

適切

軽油の性状

軽油は,灯油と重油の中間性状の製品で,やや黄色味を帯びている。一般に比重は0.80~0.90、引火点は45~80℃,着火点は250~350℃である。

ジーゼル・エンジン用としては,着火性がよく適当な粘度をもち,硫黄分が少なく,微細なごみも含まないものが必要である。このため,軽油の種類・品質はJIS規格に決められており,一般には2号が用いられ,寒冷地では3号又は特3号が用いられている。

 

(2) 流動点とは,軽油を静止させ冷却したときに流動し得る最低の温度のことである。

適切

(3) 特1号と1号の軽油は,着火性を表すセタン価が50以上とJISで定められている。

適切

(4) 低発熱量とは,燃焼で生じたガスに含まれる水蒸気の凝縮熱を含めた発熱量をいう。

不適切

燃焼で生じたガスの中に水蒸気が含まれている場合,これを冷却すると,水蒸気は凝縮して凝縮熱を放出するので,これを含めた発熱量を高発熱量という。

しかし,実際のエンジンでは,水蒸気は燃焼ガスと共に高温のまま放出されるので,凝縮熱は利用されない。この場合の発熱量を低発熱量といい,実際の計算には,この低発熱量が用いられている。

 

軽油

軽油は、ガソリンよりやや重く、適度な粘度をもち、ガソリンに比べ着火性がよい。また、後述する流動点によって、特1号、1号、2号、3号及び特3号に分類されている。

軽油には、着火性を表すセタン価があり、特1号と1号はセタン価50以上、2号、3号及び特3号はセタン価45以上とJISで定められている。

流動点とは、低温時における軽油の流動性を表す基準であり、これは、軽油を静止させ冷却したときに流動し得る最低の温度のことで、特1号、1号、2号、3号、特3号の順に流動点が低くなっていく。

 

よって答えは4