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測定工具の使用方法として,不適切なものは次のうちどれか。
(1) プラスチ・ゲージは,シリンダの内径の測定に用いられる。
(2) コンプレッション・ゲージは,エンジンの圧縮圧力の測定に用いられる。
(3) ストレートエッジは,シリンダ・ヘッドなどの平面度の測定に用いられる。
(4) シックネス・ゲージは,バルブ・クリアランスなどの隙間の測定に用いられる。
解く
(1) プラスチ・ゲージは,シリンダの内径の測定に用いられる。
不適切
◎プラスチ。ゲージ
(1)用途
プレーン・べアリングのオイル・クリアランスなどの隙間の測定に使用する。
(2)種類と構造・機能
図に示すプラスチ・ゲージには、一般に緑色、赤色、青色及び黄色の4種類の太さのものがあり、軟らかいプラスチックて作られている。
クリアランスの測定範間は、縁色が0.025~0.076mm、赤色が0.051~0.152mm、青色が0.102~0.229mm、黄色が0.228~0.508mmとなっている。

(3)取り扱い
i)測定部位の幅に合わせてゲージを切り、軸と平行に置いた状態で、べアリング・キャップなどを規定トルクで締め付ける。
ⅱ)キャップを取り外し、潰れたゲージの幅をゲージの入っていた袋に記載されている目盛りに合わせて、その隙間を測定する。
(2) コンプレッション・ゲージは,エンジンの圧縮圧力の測定に用いられる。
適切
◎コンプレッショ・ゲージ
(1) 用途
エンジンの圧縮圧力の測定に使用する。
(2)種類と構造・機能
コンプレッション・ゲージには、図のようにガソリン・エンジン用とジーゼル ・エンジン用とかあり、ゲージ本体には、プルドン管及びひげせんまいなとが用いられている。

圧縮圧力は、ガソリン・エンジンとジーゼル・エンジンとでは著しく異なるので、ゲーシの測定範囲は、一般にガソリン・エンジン用では、0~2.5MPa、ジーゼル・エンジン用では0~7MPaである。
(3) ストレートエッジは,シリンダ・ヘッドなどの平面度の測定に用いられる。
適切
◎ストレートエッジ(直定規)
(1)用途
平面度の測定の際に使用する
(2)種類と構造・機能
ストレートエッジには、図のように長方形断面、I形断面、傾斜付き長方形断面のものなどかあり、シリンダ・ブロック、シリンダ・ヘッドなどの平面度の測定に用いられる。ストレートエッジの長さには、300~1,000mmのものが多く用いられる。

(3)取り扱い
ストレートエッジは、シックネス・ゲージと共に用いられ、図はシリンダ・ヘッドの平面度の測定の一例である。

(4) シックネス・ゲージは,バルブ・クリアランスなどの隙間の測定に用いられる。
適切
◎シックネス・ゲージ
(1)用途
隙間の測定に使用する
(2)種類と構造・機能
シックネス・ゲージには、図のような種類があり、材質は鋼である

図(1)に示すシックネス・ゲージは、一般にフィーラ・ゲージとも呼ばれ、単体すなわち1枚のゲージのことをリーフと呼んている。
シックネス・ケージは、リーフ単体又はリーフを数種類組み合わせたものて、組み合わせたものは、リーフの厚さか0.04~ 0.30mmとなっている。また、図(2)はテープ状のもので、各種の厚さのものがあり、使用目的に応じて適切な長さに切って使用することができる。
なお、シックネス・ゲージは、製品なとの隙間に挿入して隙間の寸法を測定するものである
よって答えは(1)