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自動車整備士資格試験を解く

令和7年10月実施3級ジーゼル問題6:クランクシャフト

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クランクシャフトに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 

(1) クランク・ピン部が摩耗したときは,油圧低下の原因となる。

(2) クランク・ピン部が摩耗したときは,オイル・クリアランスが大きくなる。

(3) オイル・クリアランスの測定は,プラスチ・ゲージを用いて行うことができる。

(4) クランク・ピン部の摩耗の測定は,ダイヤル・ゲージを用いてピン部の中央部で行う。

 

 

 

解く

 

(1) クランク・ピン部が摩耗したときは,油圧低下の原因となる。

適切

クランクシャフトの摩耗の点検

クランク・ジャーナル及びクランク・ピン部の摩耗は、べアリングの摩耗と共に大きくなり、オイル・クリアランスの過大による油圧低下やエンジン異音の原因となる

 

(2) クランク・ピン部が摩耗したときは,オイル・クリアランスが大きくなる。

適切

クランクシャフトの摩耗の点検

クランク・ジャーナル及びクランク・ピン部の摩耗は、べアリングの摩耗と共に大きくなり、オイル・クリアランスの過大による油圧低下やエンジン異音の原因となる

 

(3) オイル・クリアランスの測定は,プラスチ・ゲージを用いて行うことができる。

適切

プラスチ・ゲージを用いてオイル・クリアランスを測定する方法もある。プラスチ・ゲージは、合成樹脂製の細い針金状のもので、クリアランスの測定範囲により色分けされた3種類のものがある。

プラスチ・ゲージによる測定は、まず、コンロッド・キャップ、べアリング及びクランク・ピン部をよく清掃し、オイルなどをふき取ってから、プラスチ・ゲージをベアリング幅に切り、図(1)のようにクランク・ピンの上にオイルロを避けて軸と平行に置き、コンロッド・キャップを取り付けて規定トルクで締め付ける。このとき、クランクシャフトは、絶対に回してはならない。

次に、コンロッド・キャップを外し、潰れたプラスチ・ゲージの幅が最も広い部分(クリアランス最小部分)を図(2)のように、プラスチ・ゲージの袋に印刷された目盛り表に合わせてオイル・クリアランスを読み取る。

(4) クランク・ピン部の摩耗の測定は,ダイヤル・ゲージを用いてピン部の中央部で行う。

不適切

オイル・クリアランスの測定方法は、クランク・ピンの外径をマイクロメータで測定し、これに合うべアリングをコンロッドに仮組みし、キャップを規定トルクで締め付けた後、その内径をシリンダ・ゲージで測定し、クランク・ピンの外径との差からオイル・クリアランスを求める。

コンロッド・べアリング内径の測定位置は、に示すA、B、C方向についてそれぞれD1D2の箇所である。

クランクシャフトの摩耗の点検

クランク・ジャーナル及びクランク・ピン部の摩耗は、べアリングの摩耗と共に大きくなり、オイル・クリアランスの過大による油圧低下やエンジン異音の原因となる。

クランク・ジャーナル及びクランク・ピンの一般的な摩耗の傾向は、のようになるため、

摩耗の測定は、のように中央部及び両端部の位置を避けた中間部のAーA'及びBーB´圧方向の矢印の部分( D1D2、d1、d2 )で行う。摩耗が規定値を超えている場合は、クランクシャフトを交換する。

よって答えは4