自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

令和7年10月実施3級ガソリン問題25:潤滑剤に用いられるグリース

25

潤滑剤に用いられるグリースに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(1) カルシウム石けんグリースは,マルチパーパス・グリースともいわれている。

(2) グリースは,常温では柔らかく,潤滑部が作動し始めると摩擦熱で徐々に固くなる。

(3) 石けん系のグリースには,ベントン・グリースやシリカゲル・グリースなどがある。

(4) リチウム石けんグリースは,耐熱性や機械的安定性が高い。

 

 

解く

 

(1) カルシウム石けんグリースは,マルチパーパス・グリースともいわれている。

不適切

カルシウム石けんグリース

カルシウム石けんグリースは、ウォータ・ポンプなどに用いられ、耐水性に優れていることが第一条件であり、また、冷却水の温度が高くなっても流失しないことも要求される。

リチウム石けんグリース

リチウム石けんグリースは、オルタネータのべアリングなどに使用され、耐熱性と機械的安定性が高く、高速回転に適した粘度の低い鉱物油を使用している。また、このグリースは、耐水性、耐寒性にも優れていることから、マルチバーバス・グリースともいわれている  

 

(2) グリースは,常温では柔らかく,潤滑部が作動し始めると摩擦熱で徐々に固くなる。

不適切

グリース

グリースは、原料基油に増ちょう剤を混合して作ったもので、常温では半固体状であるが、潤滑部が作動し始めると摩擦熱で徐々に柔らかくなり、摩擦面に油膜をつくるなど潤滑油としての働きをし、作動が止まって常温になると再びもとの半固体状に戻る。

エンジンに使用されているグリースには、次のような種類のものがある。

 

(3) 石けん系のグリースには,ベントン・グリースやシリカゲル・グリースなどがある。

不適切

  • ベントン・グリース:ベントナイト(粘土鉱物)を基にしたグリースで、耐熱性や耐水性に優れていて、電気機器や自動車部品などに使われることが多いよ。
  • シリカゲル・グリース:シリカゲルを増ちょう剤に使ったグリースで、安定性が高く、広い温度範囲で使えるのが特徴。精密機器や高温環境でも使われることがあるんだ。
  • 「ベントン・グリース」は実際には非石けん系のグリースとして分類されることが多い。ベントナイトを使ったグリースは、金属石けんを使わない「非石けん基グリース」の代表格。

「シリカゲル・グリース」も非石けん系に分類されることが多い。

 

(4) リチウム石けんグリースは,耐熱性や機械的安定性が高い。

適切

リチウム石けんグリース

リチウム石けんグリースは、オルタネータのべアリングなどに使用され、耐熱性と機械的安定性が高く、高速回転に適した粘度の低い鉱物油を使用している。また、このグリースは、耐水性、耐寒性にも優れていることから、マルチバーバス・グリースともいわれている  

 

よって答えは4