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令和7年10月実施3級ガソリン問題5:コンプレッション・リング

5

図に示す斜線部分の断面形状をもつコンプレッション・リングとして,適切なものは次のうちどれか。

 

(1) バレル・フェース型

(2) テーパ・アンダ・カット型

(3) アンダ・カット型        

(4) インナ・ベベル型        

 

 

解く

 

よって答えは3

 

 

コンプレッション・リング

コンプレッション・リングは、燃焼室の気密を保持し、圧縮漏れやガス漏れを防止する。また、不要なオイルをかき落とすと共に、ピストンが受ける熱の大部分をシリンダを通して、ウォータ・ジャケット内の冷却水へ逃がす役目をしている。

コンプレッション・リングには、図のようなものがあり、一般にバレル・フェース型及びテーパ・フェース型が使用されているが、次に説明するピストン・リングの二つの型を組み合わせて使用しているものもある。

プレーン型は、最も基本的な形状で、気密性、熱伝導性が優れている。

バレル・フェース型は、しゅう動面が円弧状になっているため、初期なじみの際の異常摩耗を防止できる特長があり、トップ・リングに多く使用されている。

テーパ・フェース型は、しゅう動面がテーパ状になっているため、シリンダ壁には線接触となってなじみやすく、オイルをかき落とす性能がよく、気密性にも優れており、一般にセカンド・リングに使用されている。

インナ・べベル型は、気密性に優れ、また、オイルをかき落とす性能に優れているので、一般にトップ・リング又はセカンド・リングに使用されている。

アンダ・カット型及びテーパ・アンダ・カット型は、オイル上がりを防ぐと共にオイルをかき落とす効果が優れているので、一般にオイル・リングのすぐ上に取り付けられることが多い。