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電子制御装置のISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)によるアイドル回転速度制御に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1) エンジン暖機時には,コントロール・ユニットは車速センサからの信号でISCVのステップ・モータを徐々に駆動させ,バルブを閉じ側に移動させる。
(2) コントロール・ユニットは,イグニション・スイッチをONにしたとき,バルブを全開になるまでステップ・モータを駆動させ,バルブの基準位置を決める。
(3) エンジン始動時には,水温センサの信号に関係なく,必要な吸入空気量を確保できる開度までバルブを基準位置から移動させる。
(4) コントロール・ユニットは,アイドリング時にエンジン暖機完了と判断した場合はISCVのステップ・モータを駆動させ,ISCV 内の通路を通る吸入空気量を多くすることで安定したアイドル回転速度を維持させる。
解く
(1) エンジン暖機時には,コントロール・ユニットは車速センサからの信号でISCVのステップ・モータを徐々に駆動させ,バルブを閉じ側に移動させる。
不適切
(2) コントロール・ユニットは,イグニション・スイッチをONにしたとき,バルブを全開になるまでステップ・モータを駆動させ,バルブの基準位置を決める。
適切
(3) エンジン始動時には,水温センサの信号に関係なく,必要な吸入空気量を確保できる開度までバルブを基準位置から移動させる。
不適切
(4) コントロール・ユニットは,アイドリング時にエンジン暖機完了と判断した場合はISCVのステップ・モータを駆動させ,ISCV 内の通路を通る吸入空気量を多くすることで安定したアイドル回転速度を維持させる。
不適切
◎ アイドル回転速度制御
(イ) ISCV
(a) エンジン停止時から始動まで
イグニション・スイッチをONにしたとき、ECUはISCV内のバルブを全開(突き当たる)までステップ・モータを駆動させ、バルブの基準位置を決める。次に水温センサからの信号をもとに始動時に必要な吸人空気量を確保できる開度までバルブを基準位置から移動させる。
(b)エンジン暖機時
エンジン始動後、ECUは水温センサからの信号でステップ・モータを徐々に駆動させ、バルブを閉じ側に移動させる。水温に応じて、通路を通る吸入空気量を徐々に少なくすることで安定したエンジン回転速度を維持することができる
(c)アイドリング時
ECUか暖機完了と判断した場合、ECUはステップ・モータを駆動させ、エンジン暖機時よりも更にバルブを閉じ側に移動させ、通路を通る吸入空気量を少なくすることで安定したアイドル回転速度を維持させる。
よって答えは(2)