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令和6年10月実施2級二輪問題7:水冷式冷却装置

7

水冷式冷却装置に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 

 

(1) エンジン内部の冷却水温度が上昇し,規定値になると,サーモスタットが水路を閉じる。

(2) 電動ファンに用いられているサーモスイッチは,冷却水温が上昇すると,スイッチ内のワックス又はバイメタルが熱を受けて接点が閉じ,電動ファンを作動させている。

(3) 冷却水は,ウォータ・ポンプによってシリンダ・ブロック及びシリンダ・ヘッドのウォータ・ジャケット内を循環している。

(4) ラジエータは,一般に熱伝導のよい薄い黄銅板又はアルミニウム合金で作られており,一部に樹脂も用いられている。

 

解く

 

(1) エンジン内部の冷却水温度が上昇し,規定値になると,サーモスタットが水路を閉じる。

不適切

サーモスタット

サーモスタットは、図に示すもので、水路を切り替えたり、冷却水の流量を制御したりしてエンジン内部の冷却水の温度を調整するものである。

冷却水の温度は、一般に80~90℃位がエンジンに最もよい。このため、サーモスタットは水温が低いときには水路を閉じ、また、水温が高いときには水路を開け、冷却水をラジェータへ循環させて適温まで下げる。

(2) 電動ファンに用いられているサーモスイッチは,冷却水温が上昇すると,スイッチ内のワックス又はバイメタルが熱を受けて接点が閉じ,電動ファンを作動させている。

適切

電動ファン

電動ファンは、ファンの駆動をモータによって行いラジエータを流れる冷却水の冷却を行うもので、図(1) のように、ファン、ファン・モータ、サーモスイッチ又は水温センサなどから構成されている。

サーモスイッチは、冷却水の温度によってファンを回転させたり停止させるスイッチで、冷却水温が低いときはスイッチ内の接点が開いており、温度が上がるとスイッチ内のワックス又はバイメタルが熟を受けて接点を閉じてファンを作動させている。

(3) 冷却水は,ウォータ・ポンプによってシリンダ・ブロック及びシリンダ・ヘッドのウォータ・ジャケット内を循環している。

適切

概要

冷却装置の目的は、二輪車の運転条件に合わせて、エンジンを常に適切な温度に保ち、その性能を十分発揮できるようにすることである。

水冷式の二輪車の冷却装置は、図のようにラジェータ、電動ファン、ウォータ・ポンプ、サーモスタット及ひサブタンクなどで構成されている。

冷却水は、ウォータ・ポンプによってシリンダ・プロック及びシリンダ・ヘッドのウォータ・ジャケット内を循環しているが、冷却水温が規定値になると、サーモスタットが開いてラジェータへ循環して放熱が行われ、必要に応じて電動ファンを回転させて常にエンジンを適温に保っている。

 

(4) ラジエータは,一般に熱伝導のよい薄い黄銅板又はアルミニウム合金で作られており,一部に樹脂も用いられている。

適切

ラジエータ

ラジエータは、エンジン各部を冷却して熱くなった冷却水を冷やすために、熱の放散がよい構造になっており、一般に各部は熱伝導のよい薄い黄銅板又はアルミニウム合金で作られており、一部樹脂も用いられている。

 

 

よって答えは1