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令和6年10月実施2級二輪問題2:排気装置

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4サイクル・エンジンの排気装置に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(1) 排気制御装置は,バルブ・オーバラップ時の排気圧力波をコントロールして吸気効率を高め,高速域の出力向上及び燃料消費量の改善を図っている。

(2) 一般的にマフラの外板は,三層構造となっており,二枚の鋼板の間に挟み込まれている吸音材(グラス・ウールなど)によって,排気音の中の周波数の低い部分を吸収している。

(3) マフラの内部は,数層の隔壁と細い連結パイプで構成され,排気音は隔壁と連結パイプを通過するごとに膨張と収縮を繰り返し消音される。

(4) エキゾースト・パイプは,シリンダ・へッドのエキゾースト・ポートに直接取り付けられているため,長さや断面積によって排気の脈動は変化するが,エンジンの出力性能への影響は小さい。

 

 

 

解く

 

(1) 排気制御装置は,バルブ・オーバラップ時の排気圧力波をコントロールして吸気効率を高め,高速域の出力向上及び燃料消費量の改善を図っている。

不適切

排気制御装置

排気制御装置とは、エンジンの出力や燃費の向上を図るために排気を制御する装置で、マフラの内部などに設けられ、バルブ・オーバラップ時の排気圧力波をコントロールして吸気効率を高め低・中速域の出力向上及び燃料消費量の改善を図っている。

図は、排気制御装置の一例である。

(2) 一般的にマフラの外板は,三層構造となっており,二枚の鋼板の間に挟み込まれている吸音材(グラス・ウールなど)によって,排気音の中の周波数の低い部分を吸収している。

不適切

マフラ

マフラの内部は、図のように数層の隔壁と、細い連結パイプで構成されている。排気音は、この中で隔壁と連結パイプを通過するごとに膨張と収縮を繰り返し消音される。

一般的にマフラの外板は三層構造となっており、二枚の鋼板の間に抉み込まれている吸音材(グラス・ウールなど)によって、音波の中でも不快音とされている周波数の高い部分を吸収している。また、マフラの外板は溶接又はリへットなどで処理がされているため、安易に分解や改造ができない構造となっている。

(3) マフラの内部は,数層の隔壁と細い連結パイプで構成され,排気音は隔壁と連結パイプを通過するごとに膨張と収縮を繰り返し消音される。        ○

適切

マフラの内部は、図のように数層の隔壁と、細い連結パイプで構成されている。排気音は、この中で隔壁と連結パイプを通過するごとに膨張と収縮を繰り返し消音される。

(4) エキゾースト・パイプは,シリンダ・へッドのエキゾースト・ポートに直接取り付けられているため,長さや断面積によって排気の脈動は変化するが,エンジンの出力性能への影響は小さい。

不適切

排気装置

一般にエキゾースト・パイプやマフラは、鋼管や成形した鋼板で作られている。そしてエキゾースト・パイプは、シリンダ・ヘッドのエキゾースト・ポートに直接取り付けられているため、長さや断面積によって排気の脈動が変化し、エンジンの出力性能に大きな影響を与えるので、長さや直径が適切な寸法に設定されている。

マフラの中には数層の隔壁があり、その中を排気ガスが通過するごとに音のエネルギーは熱のエネルギーに変換され低い音となって外部へ放出される。

 

 

よって答えは3