〔NO. 32〕
検査用機器に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
(1)ローラ駆動型ブレーキ・テスタで、ブレーキの引きずりを点検する場合は、制動力検出口一ラを回転させブレーキを掛けない状態でブレーキ・テスタの指針を確認する。
(2)ヘッドライト・テスタは、ヘッドランプの明るさ及びその照射方向の良否を判定するもので、ランプの光度をカンデラ(cd)で表している。
(3) CO・HCテスタは、アイドリング時のマフラから排出される排気ガス中のCO、HCの排出量を測定するものであり、COは%で、HCはppmで表される。
(4)ブレーキ・テスタは、各ホイールの制動力を測定し、前後ホイールの制動力の分布や全制動力を点検し、制動能力を判定するものである。
解く
(1)ローラ駆動型ブレーキ・テスタで、ブレーキの引きずりを点検する場合は、制動力検出口一ラを回転させブレーキを掛けない状態でブレーキ・テスタの指針を確認する。
適切
◎ローラ駆動型ブレーキ・テスタ取り扱い
①操作ぺンダントのモータのスイッチを入れ、図に示した制動力検出口一ラを空転させて、回転が円滑で、かつ、メータのゼロ点及ひ指針がスムーズに作動することを確認する。

②スイッチを切り、ホイールが、図のように制動力検出口一ラと速度検出口一ラの間に停止するように車両を垂直に乗り入れる。

③リフト・スイッチを人れると、リフトが下降し、下降が終わるとリヤ・ホイールをクランプする。
(その間、車両は重直に保持する。)
④モータのスイッチを入れて、制動力検出口一ラを回転させる。ブレーキを掛けない状態で、メータの指針を確認し、ブレーキの引きずりを点検する。
⑤ブレーキを徐々に掛けていき、ホイールがロックする直前の目盛りを読み取る このロックする直前の制動力が、通常走行時の最大制動力である。
(2)ヘッドライト・テスタは、ヘッドランプの明るさ及びその照射方向の良否を判定するもので、ランプの光度をカンデラ(cd)で表している。
適切
◎ヘッドライト・テスタ
・目的
ヘッドライト・テスタは、ヘッドランプの明るさ及びその照射方向の良否を判定するもので、ランプの光度(注参照)をカンデラ(cd)で表し、照射方向は通常 10m前方における主光の振れをセンチ・メートル(cm)で示している。
(注)光度とは光源の明るさのことである。また、照度とは照らされた表面の明るさのことで、単位はルクス(lx)が用いられる。
(3) CO・HCテスタは、アイドリング時のマフラから排出される排気ガス中のCO、HCの排出量を測定するものであり、COは%で、HCはppmで表される。
◎CO・HCテスタ
・目的
CO・HCテスタは、アイドリング時のマフラから排出される排気ガス中のCO、HCの濃度測定を行うものであり、COは%で、HCはppmで表される。
(4)ブレーキ・テスタは、各ホイールの制動力を測定し、前後ホイールの制動力の分布や全制動力を点検し、制動能力を判定するものである。
適切
◎ブレーキ・テスタ
・目的
ブレーキ・テスタは、各ホイールの制動力を測定し、前後ホイールの制動力の分布、全制動力を点検し、制動能力を判定するものである。
よって答えは(3)