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令和7年10月実施2級二輪問題16:湿式多板式クラッチの切れ不良の推定原因

〔NO. 16〕

湿式多板式クラッチの切れ不良の推定原因として、不適切なものは次のうちどれか。

 

(1)クラッチ・スプリングの高さの不ぞろい

(2)クラッチ・ケーブルの潤滑不良

(3)クラッチ・レバーの遊びの過大

(4)オイル粘度の高過ぎ

 

 

解く

(1)クラッチ・スプリングの高さの不ぞろい

(2)クラッチ・ケーブルの潤滑不良円滑につながらない

(3)クラッチ・レバーの遊びの過大

(4)オイル粘度の高過ぎ

 

 

湿式多板式クラッチ

切れ不良

クラッチの切れが悪いと、ギヤ・チェンジをする際に"ガリガリ”とギヤ鳴りが生じて、ギヤの入りが悪くなったりシフト操作が困難になる。

着目点

クラッチ・レバー又はプッシュ・ロッドの遊びの調整不良か、クラッチ本体の不具合で、クラッチ・ドライブ・プレートとクラッチ・ドリブン・プレートが完全に離れないのかを注意して点検する。なお、冬期エンジン始動直後は、オイル粘度が高いので、クラッチ・スリーブ・ハブがクラッチ・ハウジングと一緒に回転して、クラッチの切れが悪くなる傾向がある。

テスト方法

スタンドを外して車両にまたがり、ブレーキ・レバーを握ったまま、エンジンをアイドリング状態にしてクラッチ・レバーを握り、変速ギヤを1速(ロー)に入れたとき、回転が下がったり、エンジンが停止すれば切れ不良と判断する。

推定原因

oクラッチ・レバーの遊ひの過大

oブッシュ・ロッド・クリアランスの過大

oクラッチ・スプリングの高さの不ぞろい

oクラッチ・プレッシャ・プレート又はクラッチ・ドリブン・プレートの振れ大

oクラッチ・ドリブン・プレートとクラッチ・ドライブ・プレートの焼き付き

oオイル粘度の高過ぎ

o低質オイルの厳寒期におけるゲル化

 

よって答えは2