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令和7年3月実施2級ガソリン問題7:電子制御式燃料噴射装置

7.電子制御式燃料噴射装置に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

 

(1)Lジェトロニック方式の基本噴射時間は、エア・フロー・メータで検出した吸入空気量と、クランク角センサにより検出したエンジン回転速度に基づいて算出される。

 

(2)高抵抗型インジェクタは、抵抗の大きい導線をソレノイド・コイルに使用し、電流を大きくして発熱を防止している。

 

(3)吸気温度補正は、冷間時の運転性確保のため、吸入空気温度に応じて噴射量を補正する。

 

(4)始動時噴射時間は、エンジンの吸入空気温度によって決定する始動時基本噴射時間と、吸気温度補正及び電圧補正によって決定される。

 

解く

 

(1)Lジェトロニック方式の基本噴射時間は、エア・フロー・メータで検出した吸入空気量と、クランク角センサにより検出したエンジン回転速度に基づいて算出される。

 

b Lジェトロニック方式

基本噴射時間は、エア・フロー・メータで検出した吸人空気量とクランク角センサにより検出したエンジン回転速度によって、次式の演算が行われ決定される。

(2)高抵抗型インジェクタは、抵抗の大きい導線をソレノイド・コイルに使用し、電流を大きくして発熱を防止している。

 

インジェクタの応答性をよくする方法として、ソレノイド・コイルの巻数を少なくして線径を大きくする方法かあるが、この方法では、インジェクタの抵抗値が小さくなり、電流か流れ過ぎて発熱量が多くなるため寿命が短くなる欠点かある。したがって実際のインジェクタは、抵抗の大きい導線をソレノイド・コイルに使用した高抵抗型インジェクタを用いる場合と、インジェクタの抵抗値が小さくなった分の抵抗を、インジェクタと直列に外部に設ける場合がある。これらによって、電流を小さくして発熱を防止し、寿命を長く保つものが用いられる。

 

(3)吸気温度補正は、冷間時の運転性確保のため、吸入空気温度に応じて噴射量を補正する。

 

吸気温度補正

吸入空気温度の違いによる吸入空気密度の差から空燃比のずれが生じるため、吸気温センサからの信号により噴射量を補正する。増量比は、図のように吸入空気温度が低いときほど大きくなる。

 

(4)始動時噴射時間は、エンジンの吸入空気温度によって決定する始動時基本噴射時間と、吸気温度補正及び電圧補正によって決定される。

 

 

始動後増暈補正

エンジンの始動時に、エンジン冷却水温度に応して墳射量を補正し、始動直後のエンジン回転速度の安定化を図っている。

増量比は、図のように始動時のエンジン冷却水温度により決まり、噴射回数が増すに従って徐々に減少する。

よって答えは1