18.図の磁気抵抗素子式(半導体式)の車輪速センサを用いたABS回路の点検において、ロータを一定速度で回転させたときに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

(1)V3とV4の電圧値が異なる場合、信号線の断線が考えられるが、信号線の短絡(地絡)は考えられない。
(2)V1に信号電圧が発生しない場合、信号線の短絡(地絡)、ABS・ECUの異常が考えられる。
(3)V1とⅤ2の電圧値が異なる場合、信号線の断線が考えられるが、信号アース線の断線は考えられない。
(4)V5に電圧が発生し、V6に電圧が発生しない場合、信号アース線の断線は考えられるが、ABS・ECUの異常は考えられない。
解く

(1)V3とV4の電圧値が異なる場合、信号線の断線が考えられるが、信号線の短絡(地絡)は考えられない。
信号線の断線:考えられる

信号線の短絡(地絡):考えられない。

よって(1)は適切
(2)V1に信号電圧が発生しない場合、信号線の短絡(地絡)、ABS・ECUの異常が考えられる。
信号線の短絡(地絡):考えられる。→(1)
ABS・ECUの異常:考えられる。

よって(2)は適切
(3)V1とⅤ2の電圧値が異なる場合、信号線の断線が考えられるが、信号アース線の断線は考えられない。
信号線の断線:考えられる

信号アース線の断線:考えられない V1はテスタに電流が流れないから0V
実体験がないため灰色の不明電圧帯と表現してある。

Trも負荷と考えれば下図が成り立つ。

よって(3)は不適切
(4)V5に電圧が発生し、V6に電圧が発生しない場合、信号アース線の断線は考えられるが、ABS・ECUの異常は考えられない。
信号アース線の断線:考えられる

ABS・ECUの異常:考えられない。
断線系

短絡系

よって(4)は適切
よって答えは(3)