10.デジタル式サーキット・テスタに関して述べた(イ)から(ハ)の文章の正誤の組み合わせとして、適切なものは(1)から(4)のうちどれか。
(イ)2.0000Vの直流電圧を、直流電圧計の性能表に記載の確度が5Vレンシで「0.025十5」と表記されたテスタの実際の電圧値は、1.9995V~2.0015Vの範囲になる。
(ロ)電源電圧が10Vで、抵抗値2MΩの抵抗2個を直列に接続した回路において、片方の抵抗の両端に内部抵抗11MΩのテスタ(電圧計)を接続したとき、計算で求められるテスタの表示値は、約4.5833Vになる。
(ハ)真の実効値方式は、実効値演算回路又はマイコンによるAC・DCコンバータを構成しているため、入力された交流電圧の波高率で計算し、実効値の算出を行うので、正弦波以外の交流電圧に対しても精度の高い測定を行うことができる。
(イ) (ロ) (ハ)
(1) 正 誤 誤
(2) 誤 正 誤
(3) 正 誤 正
(4) 誤 正 正
解く
(イ)2.0000Vの直流電圧を、直流電圧計の性能表に記載の確度が5Vレンシで「0.025十5」と表記されたテスタの実際の電圧値は1.9995V~2.0015Vの範囲になる。
2.0000×0.00025=0.0005+0.0005=0.001
∴2.0000±0.001=1.9990V~2.0010V
よって(イ)は不適切
(ロ)電源電圧が10Vで、抵抗値2MΩの抵抗2個を直列に接続した回路において、片方の抵抗の両端に内部抵抗11MΩのテスタ(電圧計)を接続したとき、計算で求められるテスタの表示値は、約4.5833Vになる。

よって(ロ)は適切
(ハ)真の実効値方式は、実効値演算回路又はマイコンによるAC・DCコンバータを構成しているため、入力された交流電圧の波高率で計算し、実効値の算出を行うので、正弦波以外の交流電圧に対しても精度の高い測定を行うことができる。
参考
平均値整流実効値校正方式のAC・DCコンバータは,入力された交流電圧を直流電圧(平均値)に変換したとき,正弦波であることを前提にしているため,正弦波の波高率から算出した波形率(1.11倍)を乗じて測定するため,正弦波以外の交流電圧の測定には測定誤差が大きくなる。
真の実効値方式は,実効値演算回路又はマイコンによるAC・DCコンバータを構成しているため,入力された交流電圧の波高率で計算し.実効値の算出を行うので.正弦波以外の交流電圧に対しても精度の高い測定を行うことができる。
よって(ハ)は適切
よって答えは(4)