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自動車整備士資格試験を解く

令和5年10月実施2級ジーゼル問題33:測定機器及び工具

33

測定機器及び工具に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 

(1) 台付スコヤは,長片に薄い鋼板を用い,短片に厚い鋼製の台を用いている。

(2) バキューム・ゲージは,インテーク・マニホールド圧力などの測定に用いる。

(3) オパシメータ(光透過式黒煙測定器)は,ろ紙を用いて黒煙を採取し,汚染度(%)を測定する。

(4) ジーゼル・エンジン用のコンプレッション・ゲージは,一般に0MPa~7MPaの測定範囲のものが用いられる。

 

解く

(1) 台付スコヤは,長片に薄い鋼板を用い,短片に厚い鋼製の台を用いている。

適切

(2) バキューム・ゲージは,インテーク・マニホールド圧力などの測定に用いる。

適切

(3) オパシメータ(光透過式黒煙測定器)は,ろ紙を用いて黒煙を採取し,汚染度(%)を測定する。

不適切

(opacity meter)自動車関連の測定器。オパシティメータ(光透過式黒煙測定器)の略称。正式名称(オパシティメータ)よりも広く使われているので、オパシメータがすでに正式名称といえる。ディーゼル車両の排出ガスに有害物質である粒子状物質(PM)がどれだけ含まれているかを検査する。具体的にはPMに含まれる軽油などの未燃焼分である可溶有機成分(SOF)を測定する。排気物質に光を照射して透過しなかった割合(オパシティ、不透過率)を計測する。従来の濾紙を使ったスモーク・メータよりも測定精度が高い。ディーゼル車の排出ガス規制の強化(平成19年7月~)によって黒煙の検査方法が変わり、自動車の整備用計測器として導入された。

 

(4) ジーゼル・エンジン用のコンプレッション・ゲージは,一般に0MPa~7MPaの測定範囲のものが用いられる。

適切

 

よって答えは3