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令和6年10月実施2級ガソリン問題14:半導体に関する記述

14

半導体に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

 

(1)LC発振器は、抵抗とコンデンサを使い、コンデンサの放電時間で発振周期を決める。

(2)可変抵抗は、一方向にしか電流を流さない特性をもっているため、交流を直流に変換する整流回路などに用いられている。

(3)NAND回路は、二つの入力がともに"1"のときのみ出力が"0"となる。

(4)NPN型トランジスタのべース電流が2mA、コレクタ電流が200mA流れた場合の電流増幅率は400である。

 

解く

 

 

(1)LC発振器は、抵抗コンデンサを使い、コンデンサの放電時間で発振周期を決める。

不適切

発振周波数は、コンデンサ(C)が充放電する速さ(コンデンサの容量)とコイル(L1)に流れる電流の立ち上がりの速さ(コイルのインダクタンス)によって決まり、容量やインダクタンスが大きいほど周波数は低くなる。

 

(2)可変抵抗は、一方向にしか電流を流さない特性をもっているため、交流を直流に変換する整流回路などに用いられている。

不適切

ダイオード

(3)NAND回路は、二つの入力がともに"1"のときのみ出力が"0"となる。

適切

4)NAND(ナンド)回路

NAND回路は、AND回路にNOT回路を接続した回路で、電気用図記号は図のように表される。

この回路の入力の組み合わせに対する出力は、表の真理値表で表される。

 

(4)NPN型トランジスタのべース電流が2mA、コレクタ電流が200mA流れた場合の電流増幅率は400である。

不適切

電流増幅率=コレクタ電流/ベース電流=200/2=100

 

 

よって答えは3