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平成16年3月実施1級小型問題11改:コモン・レール式高圧燃料噴射システムの燃料噴射制御に関する記述

11改

コモン・レール式高圧燃料噴射システムの燃料噴射制御に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(1)各センサからの信号をもとに,EDU が必要な計算を行い,エンジン  ECU を介して,インジェクタの電磁制御弁に信号を送り,インジェクタへの通電時間及び通電時期を制御することにより,最適な噴射量及び噴射時期にしている。

(2)コモン・レール式高圧燃料噴射システムには,エンジンの運転状態に応じて噴射圧力を制御したり,噴射を 2 段階に分けるなどコモン・レール式高圧燃料噴射システム特有の制御がある

(3)吸入空気量とエンジン回転速度をもとに目標噴射圧を算出し,レール圧センサの検出値が目標値になるように,サプライ・ポンプのサクション・コントロール・バルブに信号を送り,サプライ・ポンプからコモン・レールへの燃料圧送量を制御する。

(4)補助的な噴射であるパイロット噴射は,吸入行程の早い段階で噴射される。このとき噴射した燃料は,自己着火しないで燃焼室内に拡散し,空気と混ざった予混合状態にして,冷炎反応状態(燃焼し易い状態)のまま保持される。

 

解く

(1)各センサからの信号をもとに,EDU が必要な計算を行い,エンジン  ECU を介して,インジェクタの電磁制御弁に信号を送り,インジェクタへの通電時間及び通電時期を制御することにより,最適な噴射量及び噴射時期にしている。

(2)コモン・レール式高圧燃料噴射システムには,エンジンの運転状態に応じて噴射圧力を制御したり,噴射を 2 段階に分けるなどコモン・レール式高圧燃料噴射システム特有の制御がある

適切

(3)吸入空気量とエンジン回転速度をもとに目標噴射圧を算出し,レール圧センサの検出値が目標値になるように,サプライ・ポンプのサクション・コントロール・バルブに信号を送り,サプライ・ポンプからコモン・レールへの燃料圧送量を制御する。

(4)補助的な噴射であるパイロット噴射は,吸入行程の早い段階で噴射される。このとき噴射した燃料は,自己着火しないで燃焼室内に拡散し,空気と混ざった予混合状態にして,冷炎反応状態(燃焼し易い状態)のまま保持される。

 

よって答えは2