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平成16年実施検定1級小型問題38:スロットル・ポジション・センサ系統の異常を示すダイアグノーシス・コードを表示した

38

外部診断器を使用する故障探求において,スロットル・ポジション・センサ系統の異常を示すダイアグノーシス・コードを表示したので,図のようにコネクタ(A)の端子②を電圧測定したところ,5.0Vの電圧を表示した。以上の結果を踏まえ,外部診断器を使用して回路図及び表をもとに故障診断を行ったときの診断結果として,不適切なものは次のうちどれか。

(1)外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「0%」でコネクタ(A)を外し,外部電源乾電池1.5Vを端子④にプラス,端子⑥にマイナスを加えたとき,スロットル・ポジション・センサ開度表示が変化したので,コネクタ(A)の接触不良を含めスロットル・ポジション・センサ側に断線又は短絡がある。

(2)外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「0%」でコネクタ(A)を外し,外部電源乾電池1.5Vを端子④にプラス,端子⑥にマイナスを加えてもスロットル・ポジション・センサ開度表示が「0%」のままなので,信号線かアース線に断線又は,信号線に短絡がある。

(3)外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「100%」で端子④と端子⑥を短絡させたとき,スロットル・ポジション・センサ開度表示が「0%」に変化したので,コネクタ(A)の接触不良を含めスロットル・ポジション・センサ側に断線がある。

(4)外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「0%」でコネクタ(B)を外し,外部電源乾電池1.5Vを端子⑩にプラス,端子⑫にマイナスを加えてもスロットル・ポジション・センサ開度表示が「0%」のままなので,エンジンECUに不良がある。

 

解く

(1)外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「0%」でコネクタ(A)を外し,外部電源乾電池1.5Vを端子④にプラス,端子⑥にマイナスを加えたとき,スロットル・ポジション・センサ開度表示が変化したので,コネクタ(A)の接触不良を含めスロットル・ポジション・センサ側に断線又は短絡がある。

適切

(2)外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「0%」でコネクタ(A)を外し,外部電源乾電池1.5Vを端子④にプラス,端子⑥にマイナスを加えてもスロットル・ポジション・センサ開度表示が「0%」のままなので,信号線かアース線に断線又は,信号線に短絡がある。

不適切

(3)外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「100%」で端子④と端子⑥を短絡させたとき,スロットル・ポジション・センサ開度表示が「0%」に変化したので,コネクタ(A)の接触不良を含めスロットル・ポジション・センサ側に断線がある。

適切

 

(4)外部診断器に表示されたスロットル・ポジション・センサ開度が「0%」でコネクタ(B)を外し,外部電源乾電池1.5Vを端子⑩にプラス,端子⑫にマイナスを加えてもスロットル・ポジション・センサ開度表示が「0%」のままなので,エンジンECUに不良がある。

適切

よって答えは2