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外部電源を用いているスイッチ駆動アクチュエータ(マイナス駆動回路)の故障診断に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1)アクチュエータが停止している場合,エンジンECUの駆動端子とボデー間に電源電圧が発生したままのときは,電源とエンジンECUの駆動端子間に異常が発生している可能性がある。 |
(2)アクチュエータの両端を測定し,ON時は約10V以上の電圧が発生し,OFF時には電圧が発生しなければ正常である。 |
(3)アクチュエータの電源端子とボデー間を測定し,電圧が発生していなかったり,アクチュエータが作動しているときに電圧が変動すれば,アクチュエータとエンジンECUの駆動端子間に異常が発生している可能性がある。 |
(4)アクチュエータのエンジンECU側端子とボデー間を測定し,アクチュエータが停止しているときに電源電圧が発生し,アクチュエータが作動しているときに約10V以上の電圧になっていれば正常である。 |
解く
(1)アクチュエータが停止している場合,エンジンECUの駆動端子とボデー間に電源電圧が発生したままのときは,電源とエンジンECUの駆動端子間に異常が発生している可能性がある。
不適切
(2)アクチュエータの両端を測定し,ON時は約10V以上の電圧が発生し,OFF時には電圧が発生しなければ正常である。
適切
(3)アクチュエータの電源端子とボデー間を測定し,電圧が発生していなかったり,アクチュエータが作動しているときに電圧が変動すれば,アクチュエータとエンジンECUの駆動端子間に異常が発生している可能性がある。 不適切 |
外部電源からアクチュエータの電源端子間に異常の可能性 |
(4)アクチュエータのエンジンECU側端子とボデー間を測定し,アクチュエータが停止しているときに電源電圧が発生し,アクチュエータが作動しているときに約10V以上の電圧になっていれば正常である。 |
不適切
よって答えは(2)