自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

平成17年実施検定1級小型問題9:O2センサ

9

O2センサに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。

 

(1)O2センサは排気ガス中の残存酸素濃度を検出し,空燃比が理論空燃比に対して小さい(濃い)か,大きい(薄い)かの信号をECUに入力する働きをしている。

(2)O2センサの起電力は,排気ガス中の酸素濃度が濃い場合は小さく,薄い場合は大きくなる。

(3)エンジンの高回転時には,燃料の増量補正が働いて空燃比が小さくなり,O2センサの電位が低くなる。

(4)ヒータ付きO2センサでヒータが断線すると,低温時には,センサ温度が上昇せず,活性化が進まないため,O2センサ信号出力がほとんど変化しなくなる。

 

解く

(1)O2センサは排気ガス中の残存酸素濃度を検出し,空燃比が理論空燃比に対して小さい(濃い)か,大きい(薄い)かの信号をECUに入力する働きをしている。

適切

(2)O2センサの起電力は,排気ガス中の酸素濃度が濃い場合は小さく,薄い場合は大きくなる。

適切

通常は燃料の濃度を問われるが、酸素濃度を問うているところが憎いね。

(3)エンジンの高回転時には,燃料の増量補正が働いて空燃比が小さくなり,O2センサの電位が低くなる。

不適切

(4)ヒータ付きO2センサでヒータが断線すると,低温時には,センサ温度が上昇せず,活性化が進まないため,O2センサ信号出力がほとんど変化しなくなる。

適切

 

 

よって答えは3