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令和6年3月実施2級ジーゼル問題14:中性点ダイオード付きオルタネータの点検に関する記述

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中性点ダイオード付きオルタネータの点検に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(1) オルタネータのB端子電圧波形は,オルタネータに負荷が掛かっても,ボルテージ・レギュレータの制御作用により波形は一定で波打つことはない。

 

(2) ダイオードの点検では,サーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いてダイオードの端子側に(+),ホルダ側に(-)のテスト棒を当てたときと,逆に当てたときの抵抗値が同じであれば正常である。

 

(3) ロータの点検の一つに,スリップ・リングとロータ・コア間の導通点検があり,サーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いて,導通があることを確認する。

 

(4) ステータの点検の一つに,メガーを用いたステータ・コイルとステータ・コア間の絶縁点検がある。

 

解く

(1) オルタネータのB端子電圧波形は,オルタネータに負荷が掛かっても,ボルテージ・レギュレータの制御作用により波形は一定で波打つことはない。

不適切

オシロスコープによる点検

オシロスコープを規定のレンジに合わせて図のようにプローブの測定端子をオルタネータB端子に接続しアース端子をE端子に接続する。

次に,エンジンを始動しアイドリング状態で観測を行う。ステータ・コイル及びダイオードに異常がなければ図のような電圧波形が出力される。

また,波形観測中にオルタネータに負荷が掛かるとボルテージ・レギュレータの制御作用により図のように波打つことがあるので,波形が一定になるのを待って再確認する。

(2) ダイオードの点検では,サーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いてダイオードの端子側に(+),ホルダ側に(-)のテスト棒を当てたときと,逆に当てたときの抵抗値が同じであれば正常である。

不適切

ダイオードの点検

サーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いて,図のように各ダイオードの端子とホルダ間において,端子側に(+),ホルダ側に(-)のテスト棒を当てたときと,逆に当てたときの抵抗値を測定する。このとき,一方向の抵抗値と逆方向の抵抗値との差が非常に大きければ正常と判断する。

(3) ロータの点検の一つに,スリップ・リングとロータ・コア間の導通点検があり,サーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いて,導通があることを確認する。

不適切

(1)ロータの点検

スリップ・リング表面の汚れや荒れをサンド・ペーパで修正した後,図のようにサーキット・テスタの抵抗測定レンジを用いて点検し,導通があることを確認する。

 

次に,メガーを用いて図のようにスリップ・リングとロータ・コア間の絶縁を点検する。スリップ・リング側面にブラシの摩耗粉などが付着していると絶縁不良となることが多いので,汚れを取り除いて修正する。

(4) ステータの点検の一つに,メガーを用いたステータ・コイルとステータ・コア間の絶縁点検がある。

適切

ステータの点検

ステータから出ている各相の引き出し線と中性点(N端子)間の導通を,図のようにサーキット・テスタの抵抗測定レンシを用いてそれぞれ点検し,導通があることを確認する。

次に,メガーを用いて,図のようにステータ・コイルとステータ・コア間の絶縁を点検する。

よって答えは4