自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

平成19年3月実施1級小型問題33:ダイアグノーシス・コードは「スロットル・ポジション・センサ系統」を表示

33

エンジン警告灯が点灯したので,外部診断器で確認したところ,ダイアグノーシス・コードは「スロットル・ポジション・センサ系統」を表示し,表のAのデータを得た。さらに,アナログ式直流電圧計で図の端子④と端子⑤間の電圧Vを測定したところ,外部診断器と電圧計は,それぞれ表のBのデータを示した。データから考えられる故障原因として,適切なものは次のうちどれか。

(1)端子②と端子⑤間の信号線の断線

(2)端子①と端子④間の電源線の断線

(3)センサ本体端子⑧と摺動接点間の断線

(4)端子③と端子⑥間のアース線の断線

 

解く

A

B:外部診断器、アナログ式直流電圧計

(1)端子②と端子⑤間の信号線の断線

不適切

B:全閉と全開でVは電圧の差が生じる

(2)端子①と端子④間の電源線の断線

不適切

V0Vになる

(3)センサ本体端子⑧と摺動接点間の断線

適切

アナログテスタの内部抵抗とECU内プルダウン抵抗との分圧回路が成立する。

1.5(アナログテスタ)+3.5(外部診断器)=5V(電源)

(4)端子③と端子⑥間のアース線の断線

不適切

全閉と全開でVは電圧の差が生じる

よって答えは3