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自動車整備士資格試験を解く

平成19年3月実施1級小型問題13:圧縮天然ガス(CNG)自動車のガス・ボンベ(容器)に関する記述

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圧縮天然ガスCNG)自動車のガス・ボンベ(容器)に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。

 

(1)充てん可能期限(使用期限)は,ボンベ製造日より20年と規定されている。

(2)ボンベの再検査は,初回はボンベ製造日又は検査日から4年以内,その後は2年2か月ごとに車から外して受けなくてはならない。

(3)ボンベの再検査は,残留圧力の確認,また,容器証票と車両貼付の車載容器の証票の記載番号などが同一であることの確認をした後,容器の検査を行う。

(4)再検査における外観検査は,ボンベの損傷の有無によって合否判定する一次外観検査と,一次外観検査に合格したボンベについて,測定器具を用いて損傷の程度を区分して合否判定する二次外観検査がある。

 

解く

 

(1)充てん可能期限(使用期限)は,ボンベ製造日より20年と規定されている。

不適切

充てん可能期限及び検査有効期限

燃料用ガス・ボンべは永久的に使用できるわけではなく,高圧ガス保安法の規定により充てん可能期限(ボンべの使用期限)がポンべ製造日より,15年と規定されている。また,自動車に搭載するガス・ボンべは,ボンべ製造日乂はボンペ検査日から1年以内に搭載することになっている。ただし,ボンべの保存状態が良ければ1年以上経過したボンべでも搭載は可能である。

 

(2)ボンベの再検査は,初回はボンベ製造日又は検査日から4年以内,その後は2年2か月ごとに車から外して受けなくてはならない。

不適切

再検査

ボンべ製造日又は,検査日から初回は4年以内,その後は2年2ヶ月ごとにボンべ再検査を受けなくてはならない。なお,ガス・ボンべの再検査は車載状態で行うこと。

ボンべの残留圧力の確認(漏えい試験に12MPa以上を必要),また,容器証票と車両貼付の車載容器の証票の記載番号などが同一であることの確認を実施し,その上で容器の検査を行うこと。なお,証票には以下に示す様式第1~4がある。

 

(3)ボンベの再検査は,残留圧力の確認,また,容器証票と車両貼付の車載容器の証票の記載番号などが同一であることの確認をした後,容器の検査を行う。

適切

 

(4)再検査における外観検査は,ボンベの損傷の有無によって合否判定する一次外観検査と,一次外観検査に合格したボンベについて,測定器具を用いて損傷の程度を区分して合否判定する二次外観検査がある。

適切

外観検査

ボンべの損傷の有無のみによって合否判定する一次外観検査と,一次外観検査不合格となったボンべについて,測定器具を用いて,法の規定に従い損傷の程度を区分し合否判定をする二次外観検査とに別けられている。

よって答えは2