自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

平成23年6月実施1級小型問題34:エンジン不調が発生したのでダイアグノーシス・コードを確認したところ,異常コードが表示されなかった。

エンジン不調が発生したのでダイアグノーシス・コードを確認したところ,異常コードが表示されなかった。そこで外部診断器を用いて正常車と不具合車の暖機後のアイドリング状態での点検を行い,下表の測定結果を得た。故障推定原因として,適切なものは次のうちどれか。なお,車両はDジェトロニック方式エンジン搭載車である。

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(1)水温センサの特性ずれ
(2)吸気系統のエア吸い
(3)バキューム・センサ系統のホースの穴あき
(4)燃圧不良

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


解く
(1)水温センサの特性ずれ


不適切
エンジン回転速度の目標が750min-1であることから。考えにくい。

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(2)吸気系統のエア吸い
不適切
Dジェトロニック方式エンジン搭載車なので,バキュームセンサの表示が大きくなるはずである。・・・考えられない。

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(3)バキューム・センサ系統のホースの穴あき
不適切
(2)と同様のことが考えられるので・・・考えられない。

 

(4)燃圧不良

適切
O2センサの表示が空燃比が小さいと表示されているので,ECUは燃料噴射時間を短くして対応している。
ということは,燃圧が高いことが考えられる。

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よって答えは(4)