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コモン・レ一ル式高圧燃料噴射システム:令和3年3月実施1級小型問題11

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コモン・レ一ル式高圧燃料噴射システムに関する記述として.不適切なものは次のうちどれか。

 

(1)サプライ・ポンプ本体には,インナ・カム,ローラ及びプランジャにより構成されるインナ・カム機構が採用されており,従来の分配型インジェクション・ポンプのフェイス・カム機構と比較すると超高圧化が可能となる。

 

(2)エンジンECUは,高圧で作動するインジェクタを高速で正確に駆動するために,EDUからの噴射要求信号を高電圧,高電流のインジェクタ駆動電流に変換し,インジェクタの電磁弁を制御している。

 

(3)気筒判別センサ及びクランク角センサでは,電磁ピックアップを用いて信号を発生させており,エンジンECUは,気筒判別信号とクランク回転信号から気筒判別を行っている。

 

(4)コモン・レールは,高圧システム内の圧力振動波を低減する機能を備えており,材料にはクロム・モリプデン鋼が用いられている。また,異常高圧時にはプレッシャ・リミッタにより燃料を逃がすことで安全性を確保している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解く

(1)サプライ・ポンプ本体には,インナ・カム,ローラ及びプランジャにより構成されるインナ・カム機構が採用されており,従来の分配型インジェクション・ポンプのフェイス・カム機構と比較すると超高圧化が可能となる。

適切

サプライ・ポンプ

サプライ・ポンプは,図 のように燃料をフューエル・タンクからサプライ・ポンプへ供給するフィード・ポンプ,ポンプ内の燃圧を調整するレギュレート・バルブ,ポンプ本体内への燃料吸入量を制御する 2 個のサクション・コントロール・バルブ,燃料をコモン・レールへ圧送するポンプ本体とデリバリ・バルブなどにより構成されている。

ポンプ本体は,インナ・カム,ローラ及びプランジャにより構成されるインナ・カム機構を採用しており,従来の分配型インジェクション・ポンプのフェイス・カム機構と比較すると超高圧化が可能となる。ポンプの駆動力は,ポンプ前方に取り付けられるタイミング・ギヤにより,クランクシャフトからドライブ・シャフトを介してインナ・カムに伝えられる。インナ・カムの内側には,二つのプランジャ・システムが直列に水平方向(プランジャ A )と垂直方向(プランジャ B )に配置されており,一方が吸入行程のとき,もう一方は圧送行程になる構造となっているため安定した燃料供給が行える。

 

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(2)エンジンECUは,高圧で作動するインジェクタを高速で正確に駆動するために,EDUからの噴射要求信号を高電圧,高電流のインジェクタ駆動電流に変換し,インジェクタの電磁弁を制御している。

不適切

 図 の EDU は,高圧で作動するインジェクタを高速で正確に駆動するために,エンジン ECU の噴射要求信号を高電圧,高電流のインジェクタ駆動電流に変換し,インジェクタの電磁弁を制御している。

 

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(3)気筒判別センサ及びクランク角センサでは,電磁ピックアップを用いて信号を発生させており,エンジンECUは,気筒判別信号とクランク回転信号から気筒判別を行っている。

適切

 

 

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(4)コモン・レールは,高圧システム内の圧力振動波を低減する機能を備えており,材料にはクロム・モリプデン鋼が用いられている。また,異常高圧時にはプレッシャ・リミッタにより燃料を逃がすことで安全性を確保している。

適切

 

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よって答えは 2