図1に示す温度抵抗特性をもつ図2の油温センサの回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。ただし,配線の抵抗はないものとする。
(1)油温が80℃で,コネクタAの③~④端子間に0.5kΩの接触抵抗が発生している場合,V3は約
1.29Vになる。
(2)油温が80℃で,コネクタBの⑦~⑧端子間に0.7kΩの接触抵抗が発生している場合,V2は約
1.42Vになる。
(3)油温が20℃で,コネクタBの⑤~⑥端子間に0.5kΩの接触抵抗が発生している場合,V1は約
1.66Vになる。
(4)正常時のV1は,油温20℃のときに約1.92Vになる。
解く
(1)油温が80℃で,コネクタAの③~④端子間に0.5kΩの接触抵抗が発生している場合,V3は約
1.29Vになる。
不適切
0.3+0.5=0.8
(2)油温が80℃で,コネクタBの⑦~⑧端子間に0.7kΩの接触抵抗が発生している場合,V2は約
1.42Vになる。
適切
0.3+0.7=1.0
(3)油温が20℃で,コネクタBの⑤~⑥端子間に0.5kΩの接触抵抗が発生している場合,V1は約
1.66Vになる。
適切
0.5+2.5=3
(4)正常時のV1は,油温20℃のときに約1.92Vになる。
適切
よって答えは 1