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自動車整備士資格試験を解く

前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATにおいて,「変速時のショックが大きい」という不具合の推定原因:平成25年3月実施1級小型問題36

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前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATにおいて,「変速時のショックが大きい」という不具合の推定原因として,不適切なものは次のうちどれか。


(1)油温センサの内部断線
(2)AT内部不良によるライン・プレッシャの高過ぎ
(3)ライン・プレッシャ・ソレノイド・バルブの通電ON側への機械的な固着
(4)スロットル・ポジション・センサの取り付け不良

 

 

 

 

 

 

 

解く
(1)油温センサの内部断線
適切
断線時
断線すると,抵抗は無限大(∞Ω)となり,ECUには,極低温の信号が入力することになる。したがって,極低温時の制御に基づいてライン・プレッシャは常時最大となり,セレクト・ショック,変速ショック共に大きく,4速(オーバドライブ)への変速は禁止となる。

 

(2)AT内部不良によるライン・プレッシャの高過ぎ
適切

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(3)ライン・プレッシャ・ソレノイド・バルブの通電ON側への機械的な固着
不適切
通電ON時ドレーン開放=ラインプレッシャ低い


(4)スロットル・ポジション・センサの取り付け不良
適切

 

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よって答えは 3