図1に示す温度抵抗特性をもつ図2の燃温センサの回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。ただし,コネクタ(A)とコネクタ(B)はそれぞれ接続状態とし,問題中に指示のない場合は,配線等の抵抗はないものとする。
問題補足
(1)燃温が20℃のときには約3.12Vの信号電圧が,80℃のときには約0.94Vの信号電圧がエンジンECUの入力回路に入力される。
(2)燃温が20℃のとき,コネクタ(B)の⑤~⑥端子間に1.2kΩの接触抵抗が発生している場合,V1は約2.40Vになる。
(3)燃温が80℃のとき,コネクタ(B)の⑦~⑧端子間に1.5kΩの接触抵抗が発生している場合,V2は約2.76Vになる。
(4)燃温が80℃のとき,コネクタ(B)の⑦~⑧端子間に0.3kΩの接触抵抗が発生している場合,V3は約1.51Vになる。
解く
(1)燃温が20℃のときには約3.12Vの信号電圧が,80℃のときには約0.94Vの信号電圧がエンジンECUの入力回路に入力される。
適切
燃温が20℃のとき
80℃のとき
(2)燃温が20℃のとき,コネクタ(B)の⑤~⑥端子間に1.2kΩの接触抵抗が発生している場合,V1は約2.40Vになる。
適切
(3)燃温が80℃のとき,コネクタ(B)の⑦~⑧端子間に1.5kΩの接触抵抗が発生している場合,V2は約2.76Vになる。
適切
(4)燃温が80℃のとき,コネクタ(B)の⑦~⑧端子間に0.3kΩの接触抵抗が発生している場合,V3は約1.51Vになる。
不適切
よって答えは 4