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O2センサ信号電圧の点検:平成26年3月実施1級小型問題34

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Lジェトロニック方式エンジンの不具合点検で,暖機後無負荷アイドリング状態でO2センサ信号電圧の点検を行った結果,1V付近で一定であった。この場合に考えられる故障原因として,不適切なものは次のうちどれか。


(1)インジェクタの油密不良(閉じ不良)
(2)エア・フロー・メータの信号電圧のHi側への特性ずれ
(3)水温センサの信号電圧のHi側への特性ずれ
(4)プレッシャ・レギュレータ不良による燃圧の低下

 

 

 

 

 

 

 

解く
1V付近で一定=A/F小

(1)インジェクタの油密不良(閉じ不良)
噴射される燃料の絶対量が多くなる=A/F小


(2)エア・フロー・メータの信号電圧のHi側への特性ずれ
実際の吸入空気量よりも多い空気が入る情報がエンジンECUに入力される=燃料噴射量多=A/F小


(3)水温センサの信号電圧のHi側への特性ずれ
信号電圧が高いということは、水温センサの抵抗が大きくなる方向への特性ずれ=通常よりも低水温の情報がエンジンECUに入る=暖気増量=A/F小


(4)プレッシャ・レギュレータ不良による燃圧の低下
燃圧が低い=インジェクタの開口時間に噴射される燃料の絶対量が減る=A/F大

 

よって答えは 4