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スチール・ベルト式無段変速機(CVT):平成26年3月実施1級小型問題27

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スチール・ベルト式無段変速機(CVT)に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。


(1)CVTでは,高い変速速度が得られるように油圧系が構成されているため,高速からタイヤがロックするようなブレーキ停止時においても,ブレーキング開始から停止までにダウン・シフトが完了される。
(2)リバース・インヒビット機能とは,前進走行中の設定車速以上で誤ってリバースにシフトした場合に,駆動力がプライマリ・プーリに伝わらないようにカットする機能のことをいう。
(3)プライマリ・プーリの油圧室の受圧面積は,セカンダリ・プーリの油圧室の受圧面積より小さいため,ライン・プレッシャより小さな圧力でプーリの溝幅を制御することができる。
(4)プライマリ・プーリの油圧室には,変速に必要なプライマリ・プレッシャを加えており,セカンダリ・プーリには,常に運転条件に応じたライン・プレッシャを掛けている。

 

 

 

 

 

 

 

解く
(1)CVTでは,高い変速速度が得られるように油圧系が構成されているため,高速からタイヤがロックするようなブレーキ停止時においても,ブレーキング開始から停止までにダウン・シフトが完了される。
適切
(2)リバース・インヒビット機能とは,前進走行中の設定車速以上で誤ってリバースにシフトした場合に,駆動力がプライマリ・プーリに伝わらないようにカットする機能のことをいう。
適切

(3)プライマリ・プーリの油圧室の受圧面積は,セカンダリ・プーリの油圧室の受圧面積より小さいため,ライン・プレッシャより小さな圧力でプーリの溝幅を制御することができる。
不適切
(3)プライマリ・プーリの油圧室の受圧面積は,セカンダリ・プーリの油圧室の受圧面積より大きいため,ライン・プレッシャより小さな圧力でプーリの溝幅を制御することができる。

 

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(4)プライマリ・プーリの油圧室には,変速に必要なプライマリ・プレッシャを加えており,セカンダリ・プーリには,常に運転条件に応じたライン・プレッシャを掛けている。
適切

 

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よって答えは 3