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騒音計に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)人の聴覚は,振動周波数に対する音の感度がそれぞれ異なるため,音を測定する騒音計では,振動周波数に対する音の感度を変えられるように,A,C及びFの振動周波数補正特性のパターン選択スイッチが付いている。
(2)C特性は,ほぼ平坦な特性で,また,人の聴覚とは異なり,特に低周波数域では人の感覚より大きな値を示すため,一般にA特性よりもdBが高くなり,測定の単位はdB(C)と表す。
(3)A特性では,人の聴覚に最も近い補正を行い,排気騒音の測定など自動車の騒音を測定するときに使用され,測定の単位はdB(A)と表す。
(4)暗騒音とは,ある騒音を測定する場合に,その騒音以外の周りの音のことをいい,測定対象の音を止めたときと,止めないときの差が5dB以上あるときは,暗騒音の影響を無視できるので,暗騒音の補正の必要がない。
解く
(1)人の聴覚は,振動周波数に対する音の感度がそれぞれ異なるため,音を測定する騒音計では,振動周波数に対する音の感度を変えられるように,A,C及びFの振動周波数補正特性のパターン選択スイッチが付いている。
適切
(2)C特性は,ほぼ平坦な特性で,また,人の聴覚とは異なり,特に低周波数域では人の感覚より大きな値を示すため,一般にA特性よりもdBが高くなり,測定の単位はdB(C)と表す。
適切
(3)A特性では,人の聴覚に最も近い補正を行い,排気騒音の測定など自動車の騒音を測定するときに使用され,測定の単位はdB(A)と表す。
適切
(4)暗騒音とは,ある騒音を測定する場合に,その騒音以外の周りの音のことをいい,測定対象の音を止めたときと,止めないときの差が5dB以上あるときは,暗騒音の影響を無視できるので,暗騒音の補正の必要がない。
不適切
(4)暗騒音とは,ある騒音を測定する場合に,その騒音以外の周りの音のことをいい,測定対象の音を止めたときと,止めないときの差が10dB以上あるときは,暗騒音の影響を無視できるので,暗騒音の補正の必要がない。
よって答えは 4