防火・防災に関する記述:平成30年3月実施1級小型問題45
防火・防災に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1)第4類危険物の貯蔵,又は取り扱う場合は,貯蔵,又は取り扱う危険物の数量をそれぞれの指定数量で割って,その数値の和が,1.0以上の場合は,「少量危険物貯蔵,又は取扱所」として,所轄消防署に事前に届出をする。
(2)気体の定常燃焼のうち混合燃焼とは,可燃性気体が大気中に噴出して燃焼するものをいう。
(3)固体の燃焼のうち蒸発燃焼とは,固体が加熱されて可燃性ガスが発生して燃焼するもの(ナフタリン,破黄等)をいう。
(4)消防法によると,ポリグリコールエーテル(ブレーキ液)は第4石油類に,エチレン・グリコール(不凍液)は第3石油類に分類される。
解く
(1)第4類危険物の貯蔵,又は取り扱う場合は,貯蔵,又は取り扱う危険物の数量をそれぞれの指定数量で割って,その数値の和が,1.0以上の場合は,「少量危険物貯蔵,又は取扱所」として,所轄消防署に事前に届出をする。
不適切
適切な内容に訂正
(1)第4類危険物の貯蔵,又は取り扱う場合は,貯蔵,又は取り扱う危険物の数量をそれぞれの指定数量で割って,その数値の和が,1.0以上の場合は,所轄消防署から「危険物貯蔵所、または取扱書」として許可を受ける。
(2)気体の定常燃焼のうち混合燃焼とは,可燃性気体が大気中に噴出して燃焼するものをいう。
不適切
適切な内容に訂正
(2)気体の定常燃焼のうち非混合燃焼とは,可燃性気体が大気中に噴出して燃焼するものをいう。
(3)固体の燃焼のうち蒸発燃焼とは,固体が加熱されて可燃性ガスが発生して燃焼するもの(ナフタリン,破黄等)をいう。
適切
(4)消防法によると,ポリグリコールエーテル(ブレーキ液)は第4石油類に,エチレン・グリコール(不凍液)は第3石油類に分類される。
不適切
適切な内容に訂正
(4)消防法によると,ポリグリコールエーテル(ブレーキ液)は第3石油類に,エチレン・グリコール(不凍液)は第3石油類に分類される。
第四類危険物の保管指定数量(抜粋)
分類 |
品名 |
指定数量 |
第1石油類 |
ガソリン (アルコール) |
200ℓ (400ℓ) |
第2石油類 |
灯油 |
1000ℓ |
第3石油類 |
2000ℓ |
|
第3石油類 |
(不凍液) ポリグリコールエーテル (ブレーキ液) |
4000ℓ |
第4石油類 |
エンジンオイル ミッションオイル デフオイル 塗料類 |
6000ℓ |
よって答えは(3)