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差動トランス式トルク・センサ回路の点検に関する記述:平成30年3月実施1級小型問題19

https://pussycat-quiet-saiki-0874.ssl-lolipop.jp/webstart2/index.html

EPSのトルク・センサに,図1の信号電圧特性をもつ差動同軸トランスを用いた図2の差動トランス式トルク・センサ回路の点検に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
問題補足

 

f:id:n9h28eg0:20201229071553p:plain

(1)ステアリング・ホイールをCCW方向一杯に転舵してロックさせたときに,V1とV3の信号電圧波形が図3のコイルaとコイルbの信号電圧波形とは異なる場合,EPS・ECU電源線の異常(断線・短絡(地絡)),EPS・ECU本体の異常,EPS・ECUアース線の断線,コイルaとコイルbの異常は考えられるが,信号線の短絡(地絡)は考えられない。


(2)ステアリング・ホイールが直進・中立(反力なし)のときに,V3とV4の信号電圧波形が異なる場合,コイルb側駆動線の異常(断線・短絡(地絡))は考えられるが,信号線の異常(断線又は接触抵抗などの増大)は考えられない。


(3)ステアリング・ホイールをCCW方向一杯に転舵してロックさせたときに,V1とV3の信号電圧波形が,図4のコイルaとコイルbの信号電圧波形のまま変化しない場合,ムービング・コアの異常は考えられるが,信号線の異常(断線又は接触抵抗などの増大)は考えられない。
(4)ステアリング・ホイールをCCW方向一杯に転舵してロックさせたときに,V1とV2の信号電圧波形が異なる場合,信号線の異常(断線又は接触抵抗などの増大),EPS・ECU本体の異常は考えられるが,コイルa側駆動線の異常(断線又は接触抵抗などの増大)は考えられない。

解く

 

f:id:n9h28eg0:20201229071901p:plain

(1)ステアリング・ホイールをCCW方向一杯に転舵してロックさせたときに,V1とV3の信号電圧波形が図3のコイルaとコイルbの信号電圧波形とは異なる場合,EPS・ECU電源線の異常(断線・短絡(地絡)),EPS・ECU本体の異常,EPS・ECUアース線の断線,コイルaとコイルbの異常は考えられるが,信号線の短絡(地絡)は考えられない。
不適切
信号線の短絡(地絡)は考えられる。信号電圧は0V入力。


(2)ステアリング・ホイールが直進・中立(反力なし)のときに,V3とV4の信号電圧波形が異なる場合,コイルb側駆動線の異常(断線・短絡(地絡))は考えられるが,信号線の異常(断線又は接触抵抗などの増大)は考えられない。
不適切
信号線の異常(断線又は接触抵抗などの増大)は考えられる。

(3)ステアリング・ホイールをCCW方向一杯に転舵してロックさせたときに,V1とV3の信号電圧波形が,図4のコイルaとコイルbの信号電圧波形のまま変化しない場合,ムービング・コアの異常は考えられるが,信号線の異常(断線又は接触抵抗などの増大)は考えられない。
適切

(4)ステアリング・ホイールをCCW方向一杯に転舵してロックさせたときに,V1とV2の信号電圧波形が異なる場合,信号線の異常(断線又は接触抵抗などの増大),EPS・ECU本体の異常は考えられるが,コイルa側駆動線の異常(断線又は接触抵抗などの増大)は考えられない。

不適切

コイルa側駆動線の異常(断線又は接触抵抗などの増大)は考えられる。

 よって答えは(3)