自動車整備士試験勉強 始めました~(^^♪

自動車整備士資格試験を解く

振動・騒音に関する記述:平成30年3月実施1級小型問題16

自動車整備士資格の勉強始めました

振動・騒音に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。


(1)レゾネータは,エンジンの吸入音の振動周波数と吸気系の共鳴周波数をずらすことによって,こもり音やエンジン・ノイズの原因となる吸気騒音を低減している。


(2)液体封入式のエンジン・マウンティングは,低振動周波数帯域では,ダイヤフラムの作動により,減衰係数を大きくしてエンジンの振動を抑制し,高振動周波数帯域では,液体がオリフィス内を移動することにより,ばね定数を低く抑え静粛性を向上させている。


(3)自動車の振動のうち,「ボデー内外板の膜振動」は弾性振動に該当し,「自動車のばね上振動」は剛体振動に該当する。


(4)非拘束型の振動抑制(ダンピング)材料は,振動抑制材料が伸び縮みをすることにより,振動を抑制しており,振動抑制効果は,振動抑制材料の厚みにほぼ比例している。拘束型の振動抑制(ダンピング)材料は,非拘束型に拘束層(鋼板・樹脂など)を追加したもので,適切な材料を選ぶことにより,高い振動抑制作用を示す。

解く

(1)レゾネータは,エンジンの吸入音の振動周波数と吸気系の共鳴周波数をずらすことによって,こもり音やエンジン・ノイズの原因となる吸気騒音を低減している。
適切

f:id:n9h28eg0:20201229053505p:plain


吸入音の振動周波数が,車室内の共鳴周波数や吸気系の共鳴周波数と一致すると,図( 1 )ような状態となり,吸気騒音が増大し,こもり音やエンジン・ノイズの原因となる
そこで,図( 2 )のようなレゾネータを装着して,吸気系の共鳴周波数をずらし,こもり音やエンジン・ノイズを低減する方法が広く採用されている。取り付け位置は,エア・クリーナ・ケース一体のものと,図  のようにエア・クリーナ・ホースの途中に付くものがある。

(2)液体封入式のエンジン・マウンティングは,振動周波数帯域では,ダイヤフラムの作動により,減衰係数を大きくしてエンジンの振動を抑制し,高振動周波数帯域では,液体がオリフィス内を移動することにより,ばね定数を低く抑え静粛性を向上させている。
不適切
適切な内容に訂正
(2)液体封入式のエンジン・マウンティングは,振動周波数帯域では,ダイヤフラムの作動により,ばね定数を低く抑え静粛性を向上させ、低振動周波数帯域では,液体がオリフィス内を移動することにより,減衰係数を大きくしてエンジンの振動を抑制しています。

整備士さんのコメントにより、修正しました。

低振動周波数帯域では液体がオリフィス内を移動することにより減衰係数を大きくしてエンジンの振動を抑制し
高振動周波数帯域ではダイヤフラムの作動によりばね定数を低く抑え、静寂性を向上させます


(3)自動車の振動のうち,「ボデー内外板の膜振動」は弾性振動に該当し,「自動車のばね上振動」は剛体振動に該当する。
適切

f:id:n9h28eg0:20201229053754p:plain



(4)非拘束型の振動抑制(ダンピング)材料は,振動抑制材料が伸び縮みをすることにより,振動を抑制しており,振動抑制効果は,振動抑制材料の厚みにほぼ比例している。拘束型の振動抑制(ダンピング)材料は,非拘束型に拘束層(鋼板・樹脂など)を追加したもので,適切な材料を選ぶことにより,高い振動抑制作用を示す。
適切

 

f:id:n9h28eg0:20201229053838p:plain

よって答えは(2)