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前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATにおいて,「変速時のショックが大きい」という不具合の推定原因:平成31年3月実施1級小型問題37

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前進4段のロックアップ機構付き電子制御式ATにおいて,「変速時のショックが大きい」という不具合の推定原因として,不適切なものは次のうちどれか。


(1)スロットル・ポジション・センサの取り付け不良
(2)ライン・プレッシャ・ソレノイド・バルブの通電ON側への機械的な固着
(3)AT内部不良によるライン・プレッシャの高過ぎ
(4)油温センサの内部断線

 


解く
(1)スロットル・ポジション・センサの取り付け不良
適切
変速は、スロットル・バルブ開度と車速によって決定されるため、スロットルセンサーが開度が大きい方にずれていると、変速するタイミングで正常よりエンジン回転数が高くなり、必然的にその時のラインプレッシャは正常の時より高くなる。

 

(2)ライン・プレッシャ・ソレノイド・バルブの通電ON側への機械的な固着
不適切
ライン・プレッシャ・ソレノイド・バルブは、通電ON時、ラインプレッシャ通路のドレーンを開くためラインプレッシャは低くなる。

 

(3)AT内部不良によるライン・プレッシャの高過ぎ
適切
ラインプレッシャが高ければ変速ショックは大きい。

(4)油温センサの内部断線
適切

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断線すると,抵抗は無限大(∞Ω)となり,ECUには,極低温の信号が入力することになる。したがって,極低温時の制御に基づいてライン・プレッシャは常時最大となり,セレクト・ショック,変速ショック共に大きく,4速(オーバドライブ)への変速は禁止となる。

よって答えは(2)