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センサに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)O2センサに用いられる円筒状のジルコニア素子は,内外面に白金がコーティングされており,活性化領域(例:360℃)を超えたとき,大気側と排気ガス側の酸素濃度差により,起電力を発生させる性質がある。
(2)バキューム・センサ(圧力センサ)は,半導体チップ(シリコン・チップ)にひずみを与えることで,抵抗値が変化するピエゾ抵抗効果を利用したもので,半導体チップに作用した圧力の大小による抵抗変化で液体,気体などがもっている圧力値を検出する。
(3)測温抵抗体は,サーミスタと同じように温度によって抵抗値が変化する抵抗体で,サーミスタと比べ温度係数,温度抵抗変化幅,リニア変化特性,温度抵抗値精度などの温度検出精度に優れた特徴を備えている。
(4)ノック・センサは,センサ・ボデーに固定されている振動板に5V安定化電源を加えることで,振動板上の圧電素子に掛かる力(エンジン全般の振動成分)に応じた起電力を発生し,ノッキングによる振動を検出する。
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