パラレル・シリーズ・ハイブリッド・システムの点検・整備上の注意事項:令和2年3月実施1級小型問題8
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パラレル・シリーズ・ハイブリッド・システムの点検・整備上の注意事項として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)高電圧のコネクタや端子に触れる場合は,サービス・プラグを抜いた後,5分間を経てインバータ内の高電圧コンデンサを放電させてから行う必要がある。 |
(2)エンジン・ルームの点検・整備を行う場合は,エンジンが始動しないように,事前に整備モードへの切り替え操作を行う必要がある。 |
(3)作業時は,シャープ・ペンシルやスケールなど,落下して短絡の恐れがある金属製品を身に着けてはならない。 |
(4)補機バッテリには,専用のバッテリが採用されているため,急速充電器の使用が禁止されている。また,バッテリを交換する場合は,必ず,専用のものと交換しなければならない。 |
解く
(1)高電圧のコネクタや端子に触れる場合は,サービス・プラグを抜いた後,5分間を経てインバータ内の高電圧コンデンサを放電させてから行う必要がある。
適切
(2)エンジン・ルームの点検・整備を行う場合は,エンジンが始動しないように,事前に整備モードへの切り替え操作を行う必要がある。
エンジン・ルーム点検・整備時の注意事項で,ハイブリッド車では,イグニション・スイッチ ON でメータ内の READY (走行可能表示灯)ランプ点灯時には,エンジンを自動的に始動,停止する。そのため,エンジン・ルームの点検・整備を行う前には,必ず,イグニション,キーを抜かなければならない。
不適切
適切な内容に訂正
(2)エンジン・ルームの点検・整備を行う場合は,エンジンが始動しないように,事前にイグニション,キーを抜かなければならない。
(3)作業時は,シャープ・ペンシルやスケールなど,落下して短絡の恐れがある金属製品を身に着けてはならない。
適切
(4)補機バッテリには,専用のバッテリが採用されているため,急速充電器の使用が禁止されている。また,バッテリを交換する場合は,必ず,専用のものと交換しなければならない。
適切
よって答えは(2)