フューエル・ポンプ用DCブラシ・モータ・スイッチング・リレーの回路の点検:令和2年3月実施1級小型問題7
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図1に示す駆動電圧特性をもつ図2のフューエル・ポンプ用DCブラシ・モータ・スイッチング・リレーの回路の点検に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1)駆動条件時のV2が約11Vの場合,駆動信号線に断線は発生していない。 |
(2)駆動条件時のV1が0Vの場合,電源線(抵抗(R)を含む。)の断線が考えられるが,リレー・コイルの断線は考えられない。 |
(3)IG・ONの駆動停止条件時のV3が0Vの場合,エンジンECUの異常は考えられるが,モータ・スイッチング・リレーの異常は考えられない。 |
(4)駆動条件時のV2が約12Vの場合,抵抗(R)の両端間の短絡,又はリレー・コイルの断線が考えられる。 |
(1)駆動条件時のV2が約11Vの場合,駆動信号線に断線は発生していない。
駆動信号線に断線の場合:V2は0V
適切
(2)駆動条件時のV1が0Vの場合,電源線(抵抗(R)を含む。)の断線が考えられるが,リレー・コイルの断線は考えられない。
リレー・コイルの断線は、V1は12Vになる。
適切
(3)IG・ONの駆動停止条件時のV3が0Vの場合,エンジンECUの異常は考えられるが,モータ・スイッチング・リレーの異常は考えられない。
駆動停止時の回路
モータ・スイッチング・リレーの異常(コイルの断線):V3=0Vで考えられる
不適切
(4)駆動条件時のV2が約12Vの場合,抵抗(R)の両端間の短絡,又はリレー・コイルの断線が考えられる。
駆動時
適切
よって答えは(3)